2014年9月16日
< シンジュサンです。 >
連休をいかがお過ごしでしたか?
まあまあのお天気で、お出かけした方も多かった事でしょう。
今日はお休みも多かったですよ。
風邪が流行っていますが、お出かけの疲れが出ていませんか???
子どもたちの生活リズムにあったお休みのスケジュールを立ててくださいね。
本業は幼稚園での活動であり、学校への登校ですから!
さて、シンジュサンをご存知ですか?
大きなこのイモムシは、そうご想像の通り、蛾 の幼虫です。
ヤママユ科の大型蛾の終齡幼虫です。
しかし!「動く宝石」と称されるくらい人気者で、愛好家も居るほどです。
幼稚園のお山のカラスザンショウの木の高い枝先で初発見です。
今日はO先生に手伝ってもらい、採取してきました。
O先生は蚊に刺されながら、私に付き合ってくれました。
お山でふたり揃って一体何をしているんでしょう\^0^/(ホホホ)
しかし見事に採取成功し、これから蛹や繭作りを無事に世話しなければなりません。
幼虫を見て子どもたちは、あまりの大きさと何とも綺麗な不思議さでキョトンとしていました。
触るとゴツゴツしています。見ての通りでした。
大きさは成人女性の親指ほどです。
でも葉を懸命に食べている様子は、
とてもかわいいლ(╹◡╹ლ)です。
幼稚園にお越しの際は是非ご覧下さいね。
そうそう見られる幼虫ではありませんので!(採取が高木葉先につき困難。)
ちなみに宝石だからって名前が真珠なわけではありません。
シンジュ(ニガキ科)という木本の葉を食べるからです。蝶や蛾は食べる葉が大体決まっているのです。
逆に言えば、どの幼虫がどの葉を食べるかを知っていれば、木や草を見つければ幼虫が見つかるわけです。
自然とは実に上手く成り立っているのです。