< 自分で考え行動する柔軟さ >
遠足は社会見学も兼ねての活動です。
一般の人達もいる公共の場で、自分たちはどうしたらいいかを考える場面でもあります。
年少さんの遠足には副園長が行きましたが、
今日の報告を受けてながつた幼稚園の教育のあり方を検証しました。
全体として言えることは、
お行儀がよくきちんと見学が出来るということ。
子どもたちが「善い・悪い」の判断をしっかりと身に付け行動できていること。
危険を察知し、やぶから棒な行動にはでないこと。
そして先生方がそれを実践しているため、多くの幼稚園や学校のお友達や先生方と遭遇しても、譲りあったり・協力したりがすぐにできるということ。協調性を持っているということ。
これは社会へ出たら常識かもしれませんが、実はなかなかできないことです。
今日のこどもの国でも他園のお友達と先生と、一般の来訪者とごちゃごちゃの混雑状態だったようです。
そんな中、大きな幼稚園のお友達と先生はトイレを占領し、一般の人やながつた幼稚園のお友達は困っていたそうです。
そこへM先生が出て行って、「一般の人もいますよ。」と声をかけ、使い方や順番待ちを整理したそうです。
それを見て、聞いて、感じて子どもたちはこういう場面でどのようにその場所を使ったらいいのかを覚えていくのです。
これは大事なことですね。
しかし反面ながつた幼の子に欠けているのはダイナミックさ。
臨機応変に対処する柔軟性でしょう。
お利口さんなので先生の指示を待つ場面が増えます。
また先生たちが少々過保護で、子どもの本来の発送や自由度をコントロールしてしまいがちです。
年中さんの遠足でも感じました。
この辺を少し改善しましょう。子どもたちには自分で考えて行動する思考回路を持っています。
それをやたらめったら閉じ込めないことです。
先生たちはマニュアルや社会通念に囚われず、もっともっと柔軟に子どもたちの行動を許容できる度量を持ちましょう。
自分で考え行動する柔軟性は、より多くの経験値が欠かせません。先生方は神経質にならず、おおらかに子どもたちを見守りましょう。
どちらにしてもいいお天気のもと、無事に年少さんも遠足に行ってきました。
3月には今回の検証を生かしながら、より伸びやかに大胆にこどもの国を楽しんでみましょう。
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オリオンザ流星群は見えるでしょうか・・・・・・。