< がんばれ、スーチーさん >
ミャンマーの新指導者、スーチーさんは70歳という。
なんとパワフルで勇敢な女性なんだろう。
国のあり方を変えるんだからそれはそれは強靭な精神の持ち主なんだろう。
歴史的な大仕事を遂げようとしている。
民主主義についてはこの日本でも今大変問題になり、多くの人達が改めてその意味やあり方を見つめようとしている。
人は基本的に自由であり何よりも人権が保証されなければならないはず。
この原点をミャンマー国民が共有しようとしている。
海外ニュースにおいて、一つの国が大きく変わろうとしている様を 見ていると、歴史の1ページに参加したかのような興奮を覚える。
がんばれスーチーさん!負けるなスーチーさん!
国を率いようとしている初老の女性に遠くの地から声援を送っている。
しかし最近彼女の顔つきが変わってきた。
数年前や選挙途中は穏やかな、「母」の顔をしていたが、
いざ政権奪取が確実になった最近の顔は大変厳しく強い顔になった。
やはり現実に立ち向かうことが決まると、人は変わるのだろうか・・・・・・。
戦う顔つきになっている。それはそうだろう。
国を背負うのだから、どれほどの信念と覚悟だろうか。
とにかくスムーズにミャンマーという国が平和で豊かな国になって欲しい。
それにしても中東のどこかの国と違って、きちんと民意を受け止め、国の発展を第1に考え、静かに退くことを伝えている軍事政権もあっぱれだ。
潔く政権を渡し、国民の声を聞くという。
国の指導者はいつ何時でもそうあって欲しい。
フランスではまた大変なテロ事件が発生してしまった。
自由と平等と博愛の国がこんなひどいテロ行為を受けると、やはり強い恐怖と憤りを感じる。
日本でもいつ起こるか分からないが、せっかくミャンマーは民主主義を獲得するのに、なぜ世界はテロの脅威に脅かされるのだろう!
この憎しみの連鎖は第1次世界大戦の一人の青年が起こしたテロリズムから始まっているという。
未だに終わらない戦争と破壊。
温暖化も差し迫っているというのに、いったい世界は、そして地球はどうなっちゃうのか・・・・・・・・。