春休みをいかがお過ごしでしょうか?
桜も大分咲き始め、そろそろツバメもあちこちで確認されています。
さて、国の来年度予算案が可決成立しました。
とにかく毎年その額を更新していますが、
来年度は子育て支援や介護支援に比較的多く予算が取られました。
社会現象になっている「日本死ね」ブログが影響しているからか、緊急措置的な規制緩和と当てつけ措置は、とりあえず育児・幼児の環境にスポットが当てられました。
人は生まれて誰しも経験してくる大事な時期なのに、社会に出てしまうとまったく問題にさえされなかった環境であり職種です。
幼稚園や保育園の費用の一部無償化にも予算が当てられました。
職員の給与改善もあるはずです。
このことは私立幼稚園によって追い風でしょうか、逆風でしょうか・・・・・・。
ましてや認定こども園に移行しない学校法人立の幼稚園にとっては予算配分がどうなるのか、非常に関心を持つところです。
一律に子育てに掛かる費用が税金から出るとしたら、
しっかりとした育児や教育をしている施設が選ばれるべきでしょう。
設備も含め、子どもたちの安心出来る場所の提供は必須です。
同じお金ならいい保育と施設や人材が必ず求められるはずです。
しかし、子育てに費用をかけたくない家庭には、税金で賄われるだけの、自宅近くの認定園が重宝されるかもしれません。
質を問わないなら・・・・・・。
給与は一律になるのでしょうか?
公務員ではありません。その施設ごとで決定されるのでしょう。どこまで補填が届くのか、これも未確定です。
とにかく、保育を必要とする・しないにかかわらず、
子どもたちの成長に見合った教育は全国どこの子も均等に高い教育環境でなければなりません。
国は抜本的な教育改革を今、起こす必要に迫れれているのです。
日本が本当に死ぬ前に是非取り組んで欲しい。
そして国のあり方を、豊かな人間を作る心や環境整備にシフトして欲しいのです。
働きお金を稼ぐだけが生き方や国のあり方ではありません。市場経済に振り回されるなんて、こんな惨めな動物は人間だけです。
幼い頃の子どもの育ちを家庭で支えるお母さんだって、立派な一億総活躍社会の一員です。
両親揃って働かなくてもきちんと家庭を守り、子を育て、社会を形成して行けるお金の使い方があっていいじゃありませんか!
お母さん万歳です!!!
春のウキウキとした移ろいと、世界を流れるメチャメチャなニュース映像のギャップがただただ悲しいです。
追い風であることを祈って、新年度の始まりです。