< 3月11日は何のため >

5年を迎える東日本大震災。福島第1原発事故から早5年。

各局の報道番組でも連日放送されていますが、

皆様はこの日の事を思い出しますか?

何をどのようにあの時の事を生かしていますか?

誰しもが大変な思い、経験をした自然災害と原発事故。

何らかの教訓を身につけなければ、今も生活に困ったり、人生を進めない人たちに申し訳ありません。

せめて私たち、直接の被害を受けていない者は、

これからの生活に少しでも災害に強い手立てと方法を身に付け、自助と共助の精神を備えなければなりません。

せめて出来ることをやりましょう。

今日は丁度金曜日。あの日も週末の金曜日でした。

私も相当混乱し、子ども達と教職員の安全をどうやって確保するべきか必死でした。

先生方の協力のおかげで、無事に全員の子どもたちを保護者へ引き渡すことができましたが、

大きな地震は近いうちにまた必ず来るので、備えなければいけません。

そして電気の使い方、気にしていますか!

使用制限をかけられ、ロウソクや非常用電灯で過ごした日々を忘れていませんか?

明る過ぎる街に疑問を持つ私は、24時間営業のコンビニエンスややたらに明るいショッピングモールが理解出来ません。

商業主義に走る生活を見直した2011年ではなかったでしょうか?

国を挙げて取り組める省エネ方法はまだまだあるはずです。

動き出した原発が裁判によって止められる。

個々の判断で生活の基盤を左右されるのではなく、国としてのあり方を国民に訴え、私たちも実行する。

そんな思考にならないものでしょうか・・・・・・。

3月11日を体験した私たちに出来ることを実践しなければなりません。

 

 

Filed under: 世界,宇宙,未分類,社会情勢 — itsuko 18:05

< ホールでやっています、ドッチボール大会 >

霧雨が降り続き気温が低いため、卒園式を前に子どもたちの健康も考えて室内で行うことにしたドッチボール大会。

この様子は幼稚園日記でお伝えすると思いますが、

試合が進むにつれ、負けが込んでくるクラスがある。

泣いている、しくしくと涙を吹いて悔しさをこらえている。

懸命にやって、成果が出なかった時の心は、体験した者にしかわからない。

何事もそうだが、自分が実践して感じた、得た感覚・心情は、ずっと自分の宝物になる。

小さい時からこの心の葛藤をどれだけ体験してくるかが、その後の人格形成に影響してくる。

勝って嬉しい、負けて悔しい、次どうしたらいい、友達と共感・共有する醍醐味を感じてくれれば、

インフルエンザと雨で流れに流れた大会にも意味があるというもの。

保護者の方には何度も予定を組んでいただきましたが、観覧が叶いませんでした。

子どもたちもきっと応援に来て欲しかったでしょう。残念な開催となってしまいました。

でも大会をきちんと終わらせることに意味があったのでどうぞご理解ください。

参加賞をもらって、どの子も何らかの経験値がまた1つ加わって、卒園していきます。

Filed under: 幼稚園活動 — itsuko 13:23