2016年3月17日
< 春の日 >
朝から暖かくホッとするお山。
テングチョウが舞い、ウグイスがさえずりの練習をし、コナラのどんぐりが芽を出した。
日溜まりでは小さなアブたちが飛び始め、お山が色付くのももうすぐだ。
明日の卒園式を控えお手紙を頂いたり、ご挨拶を頂いたり、季節が巡ることを実感する。
大掃除にお仕事を休み参加してくださる皆様に感謝しつつ、日頃から清潔で活動しやすい施設環境の整備に思いを馳せる。
日頃から皆様のご協力なくして、幼稚園は成り立たない。
春を感じる暖かい日に、子ども達と過ごす幸せを感じながら、しっかりと年長さんを送り出そう。
テングチョウは寒い冬を成体で越す。春一番に飛び立ち相手を見つけすぐ産卵。
今日は2頭が飛び回っていた。
自然の摂理に身を委ねる彼らである。
たくさん落ちているコナラが発芽している。みんなのどんぐりもこのように育ってくれるといいのだが・・・・・・・。
日当たりが大事そうだ。
これは3月上旬に孵化したニホンアカガエルのオタマジャクシ。
今日気分転換に^^;数えてみたら、583びきいることがわかった。1匹の産卵数が600前後ということだ。
今年の卵は13個あった。単純にかけ算すると、7、579匹が生まれることに成る。ウヒャーーーーーー。
そして普段はなかなか姿を見せないクチボソ(モツゴ)が背中を痛めて浮いていた。
繁殖期に入り、仲間同士で何かあったのか?誰かに食べられたのか?
どうしたんだろう・・・・・・・。
まだ息が合ったが、この子も他の子(オタマジャクシ)の命を助けることになるのだろう・・・・・・・。
決して無駄な命は無いのである。
自然は循環することで生態系を維持している。
素晴らしいことだ。