2016年5月17日
< 厳しい世界 >
なんということでしょう。
本日午後1時半頃、霧雨の降るグラウンドを見ていたら、
雨が小降りになって巣立ちしたのでしょう、シジュウカラの雛が放送用のコードに止まっていました。
先導する親鳥についてきたのですが、力尽きてこのコードに止まってしまったのです。
桜の葉の中に潜り込むことが出来ませんでした。
大丈夫かな・・・・・・、と心配していたら、
2羽のハシボソカラスが攻撃してきました。
あっという間の出来事です。小雨に濡れて縮こまる雛を一撃でグラウンドへ落としました。
雛はバタつく様子もなくひっくり返えっています。
1羽のカラスが咥えてグラウンド隣の民家の屋根へ移りました。
2羽の親鳥は鳴き叫び、電線に止まってカラスを威嚇します。
そんなことはまったくお構いなしで、シジュウカラを食べ始めました。
羽もむしらず体をつつきます。
こうやってカラスは巣立ち直後の雛を襲うのか・・・・・・。
何もできないもどかしさだけが残りました。
カラスは屋根の瓦で嘴を数度拭き、頭を上下させるハシボソカラス独特の雄叫びをあげ飛び去りました。
自然界で生きる厳しい現実です。(´;ω;`)