2016年10月24日
< 先生、とんぼはどこへ行っちゃったの・・・・? >
世界各地でも北極圏から流れ出る乾いた冷たい風が流れ込んでいるようです。
日本でも霜降の次期となりました。
そんな冷え込んだ今朝聞かれました。
「先生、トンボはどこへいちゃったの???」
そうですね、あまり見られなくなりました。
赤とんぼの仲間はいるんですが、お山でも今年は数が少ないようです。
先日このページでもご紹介したイトトンボは成虫で越冬する種がいますから、
よくよく探せばみんな居ないことはないんですが、
きっと夏に見た青い体のたくさんいたトンボ(オオシオカラトンボ)などを思い浮かべたのかもしれません。
成虫はどこかでひっそり土に還ったり、鳥のエサになったかもしれません。
幼虫や卵はきっと水の中で次の出番を待っていたり、命の出現に備えています。
「どうなったのか」と思う心が嬉しいです。
想像する気持ちや考える素材に、トンボがなったことが嬉しいです。
不思議を学んでください。そして自分で答えを探してください。
そんな大人になって欲しいです。