< 間違えました >

アルマジロは哺乳類です。

新年早々適当なことを言ってしまいました。

各地で成人式も終わり新しい成人が誕生しました。

ながつた幼稚園卒の新成人は5クラス169名でした。

みんな元気で成人したかな・・・・。当時は幻のクラス、もも組があったのです。

在園児が400名を超えていた時代でした。

ももっこクラブはこのもも組から取ったのです。今から14年前のことになります。

ああ、時は流れます。

で、アルマジロは哺乳類なのです。

今日年長組の女の子に、「先生アルマジロは哺乳類?」と廊下でいきなり聞かれ、

「えーーーと、アルマジロは爬虫類じゃない。卵で生まれると思ったけど?」

「卵?」「うん、蛇と同じ!」

なんて、いい加減なことを言いました。今年がいくら酉年だからって、アルマジロは卵では産まれません。

あのゴツゴツの背中に鎧を背負った姿で生まれる、哺乳類でした。

間違えました。今年こそはいい加減な回答をしないように勉強します。

169名の卒園児さん、成人おめでとう。お顔を見せに来てね!

< オオタカがキタ━(゚∀゚)━!――― >

小鳥たちが一斉に金切り声を上げ散り散りに潅木の中へ入る。

地鳴きをしていたウグイスも地面スレスレまで低く降りて藪に紛れる。

オオタカだ。曇り空のどんよりした空気に緊張が走る。

シルエットがカラスと違う。羽が厚く尾羽が長い。

止まった!葉を落とした樫の木に止まったはずだが見つけられない。

うーーーん、どこだ。再び小鳥たちが悲鳴を上げる。

「まだ居るぞー。気をつけろ。」と言っているのだろう。

仲間同士群れを作る理由のひとつは誰かが危険をいち早く察知できるから。

普段とはまったく違う鳴き方でお互いに注意をし合う。

居た。枝から枝へ数メートル横へ映った瞬間、鋭い目つきに胸の横斑がはっきり見えた。

細い枝先にゆらゆら止まり、辺りを見渡す。そして杉の木の樹冠に陣取り大きく息をしたように見えた。

都市近郊で暮らす野鳥たちの頂点に立つオオタカ。生態系のトップに位置付き環境保護の指標生物にもなっている。

主に小鳥を主食としている彼に命を狙われないように毎日必死で生きている小鳥たち。

流石にオオタカは強そうで貫禄がある。オオタカも2,3日に1回の狩りの成功率で懸命に生きている。

冬は葉が落ち、林の中の見通しが効くので小鳥たちは特に注意が必要だ。

辺は静まり一時が過ぎた頃、再び小鳥たちの警戒音が一斉に響く。

同時に杉の木のオオタカは流れるように飛び立ち風に乗って市街地へ移動した。

その間羽ばたいた回数はほんの3回だけ。

幅の広い厚い翼は瞬時に風を捉え、省エネ飛翔で超距離を移動するタカ類の特技である。

オオタカを見送り一番に姿を現したのはヤマガラだ。

ヤマガラはとても愛嬌のある鳥で、人のすぐ近くまで寄ってくる。

「ニーニーニーニー」と冬場の鳴き方で他の鳥たちにも危険が去ったことを伝えているのだろうか・・・・。

小鳥たちの日常が戻った。

また食べ物を探してちょこちょこと周辺を動き回る。

食べ物が少ない冬を、今年もしっかり乗り切れるだろうか。

もうすぐ雨が降ってくる。

< 体を動かそう >

冬休みは野外であまり体を動かさない?

寒さのせいもあり、走り回る場所も無く、春夏秋に比べるとやはり体が縮じこまっているようです。

家の中で温かくしていた体が久しぶりに幼稚園に来て冷気の中、頭は動いても足がついて行かず、自分の足が縺れて廊下で転んでいるお友達を3人も見ました。

おっとっと、という状態でした。反射神経も敏捷性もまだ眠っているかもしれません。

この3連休は徐々に外気に体を慣らし、隅々まで通ってるはずの神経と血流を呼び起こしましょう。

明日は新年最初の一般開放もあります。

どうぞご家族で体を動かしに来てください。

早起きが得意な方は、お山で鳥を見ましょう。冬にしか見られない鳥たちに会えるかもしれません。

生きもの観察会は午前8時30分から10時までやっています。

その後はお山には行けません。

集中して人が立ち入った時は、1回その場を生きものたちに返します。

よって通常の一般開放時は随時開放していますが、生きもの観察会の日はこの時間帯でおしまいです。

でも朝だけにしか味わえない自然に出会えますよ。

明日は生きものが少ないので冬場の環境保全作業を手伝ってもらおうかと考えています。

軍手や手袋を持って来てください。生きもの環境は維持管理が重要です。

(いらっしゃる方はね^^;)

では連休も感染症に注意して、体を呼び覚ましておいてください。

 

< 小寒、寒い、新年 >

新しい年が始まりました。

地域の小中学校を見てもまだ冬休みの本日からながつた幼稚園は登園開始です。

朝の子どもたちにはお姉さん、お兄さんの同伴が目立ちました。

ある一家はお父さんと在園児の男の、男チームは今日から始動で、お姉さん二人とお母さんの女チームは来週からですって、お話しされていました。

お正月気分は一気に飛んで、またにぎやかな幼稚園活動の始まりです。

小寒と共に北風も流れ込み、ぐっと寒くなりました。

新年のスタートはきゅっと身が引き締まり、「よーし!」と変な気持ちを入れての始動です。

フィンランドのヘルシンキ(首都)では北極圏からの空気が入り込み、平地でも最高気温が-17℃、最低気温はなんと-24℃^^;

市民生活は成り立つのでしょうか?野生動物は凍死しちゃう・・・・!

こんなびっくりするくらいの寒さだそうです。

実家が北海道のN先生も札幌の大雪と寒さに焦ったそうです。

地球のバイオリズムが狂って来ていることは確かです。

酉年は何が起こるかわからない年でもあるようです。

世界の気候変動も社会状況、政治体制も含めて、飛んだり・跳ねたり、ひっくり返ったり、激動の1年の始まりでしょうか???

本年もよろしくお願いいたします。

< 新年は酉(鳥)年 >

お正月をいかがお過ごしですか?

まあ暖かいお正月ですね。日中は上着がいりません。

久しぶりに自転車にの乗って近くの神社へお参りに行きましたが、暑くて汗をかきました。

今年最初の運動になりました。

そして酉年なので鳥のご紹介!今年は野鳥たちに優しく、そしてこれからもずっと友達になれるようにお近づきください。

上から、

アトリ・オオモズ、ミコアイサ、タンチョウ、ジョウビタキ、ツグミ、キジバトです。

国の天然記念物から幼稚園のお山でもいつも見られる鳥まで、全部仲間。

よろしくお願いします。

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