2017年2月2日
< プログラミングはいいけれど・・・ >
文科省は2020年には小学校の教科にプログラミングの教科を正式に導入することを決めたそうです。
各地で教室も開かれ、それ用のソフトも売り出されています。
Eテレでは番組まで登場しました。
確かにゲーム感覚で楽しそうですが、益々コンピューターに依存し、人との繋がりが消えて行きはしないか心配です。
物事を順番に組み立てて行く思考回路は問題解決能力に欠かせませんが、
パソコンの画面ばかりからこのような思考回路が形成されて行っていいのでしょうか?
古い人間だからこう思うのでしょうか?
自然環境は大事で、何が起きるかわからない環境での対応能力や、生まれ持った感性や瞬時の判断力を大事にする教育はどこで身に着ければいいのでしょう?
人の痛みを分かり、共に生きる努力をする心がプログラミングで豊かになるのでしょうか?
アメリカ新大統領の次から次と繰り出される発言は他人や他国の事情は一切排除した、ある一つの法則に則ったシステム、つまりアメリカ国民を守る!とい命題だけのプログラミングです。
ここに他民族とか、自由貿易とか、調和というカテゴリーは入っていません。
不安な世界が広がっています。これからの日本の教育環境が益々心配です。