2017年5月24日
< ツバメ誕生 >
今年も2組の番が巣を設けて、それぞれ5個と6個の卵を抱いていましたが、
両方とも全部誕生し、子育てが始まりました。
正面玄関の巣ではもうヒナたちの顔がのぞいています。
もう一つのグラウンド側の巣では生まれたばかり。
両親が中を覗き込んでチュルチュル言っています。
これは誕生をしっかり自覚して歓喜している様子。
いよいよ餌運びが始まります。
子どもたちは玄関とグラウンドの2か所のツバメをよく見てくれるようになりました。
顔が見られるとやはり「かわいいーーーー」と口々に叫んでいます。
ツバメのヒナはとにかく口が真っ白で顔いっぱい開いているので、最初から幸せ顔なんです。
同じ巣に戻って来る可能性が高く、代々巣は受け継がれます。
寿命は2年から3年。毎年海を渡り命をつなぐ彼らの短い一生なのです。
どうぞ大事に大事に見守ってください。
どこかでフンが嫌だとか、チーチーうるさいとかで困っている方がいたら、
是非短い命の一生を伝えてください。
上位に立つ人間が少しだけ野生動物に心を配っても決して罰は当たりません。
8月までのあと2か月です。故郷をここ日本に持つツバメたちを応援しましょう。