2017年11月30日
< 美味しいね、おいも! >
焼き芋大会を取り入れて3年目です。
子どもたちの嬉しい行事になっているようです。
自分たちではお芋を掘って、落ち葉を集めて、ダンスを踊ることぐらいしか関わりませんが、
落ち葉の焼ける匂いや、おいもが焼けると黄色になり、そのトロトロふわふわ食感と甘い、甘い美味しさを直接味わい、感じることが出来ます。
お山の恵みと畑の恵み。少し手間を掛けるとこんなに美味しい食物になること。
昔あちこちの民家からは落ち葉焚きの香りが漂っていました。
その中にサツマイモを入れて焼き芋を作ることは当たり前のように暮らしていました。
私も妹と落ち葉掃きの手伝いをしながら、父が火の加減を見ながらおいもを焼いていたのを思い出します。
今ではもちろん野焼きは禁止。お芋もスーパーで売っているきれいな姿。
時には機械で焼かれているほど良い香りがしますが、
落ち葉焚きはやってみないと分かりません。
私も少々おどけた格好で焼き芋大会の開会を宣言しましたが、
子どもたちには美味しくて楽しい1日になったでしょうか!
幼い頃の心が満たされる体験はその子の人生基盤になります。
親から愛され、美味しいと感じる食物があり、安定した家庭がある、
そして自己を発揮できる場所と肯定してくれる先生と友達がいる。
この環境を大切にしたいと思います。