< みんなで覗いたアカガエル >

「アカガエルの卵を、こんなにじっくりゆっくり見られる幼稚園生は他にはいないよ!」

とけしかけて見てもらったアカガエルの卵。

一昨日の大雨でようやく出て来たニホンアカガエル。

今年も卵を産みに来てくれてありがとう。

今日はプニョプニョの卵の感覚を感じてもらいました。

こうやって感触の一つ一つを記憶の中に残していくことで、

内なる感性が豊かになり、外への感性に代わっていきます。

明日の開放日はまだお山に入ってもらえるので、見てください。

触る場合はとにかく「そー―――っと」ね!

< 環境は大事・・・ >

3月を迎えて、何となく子どもたちを見る目がしみじみしてしまう年度末。

世界には子どもたちの生活が脅かされている地域がたくさんある中、

ホールで嬉々として遊ぶ子どもたちを見て、ある保護者の方が言いました。

「子どもたちには遊べる環境が大事だな・・・・」

昨日未明から降った大雨でお山はしっとりと潤い、

待ちに待った待望のアカガエルも産卵しました。例年の1カ月遅れです。

「暖かい雨を待っていたんだよね・・・・」と私。

子どもが大きくのびのび育つにも生活(教育)環境、カエルが毎年産卵できるにも自然環境が、

それぞれで大きく関わっていて、それを支え整えているのが志を持った人々であること。

そんなことを実感した春一番の朝でした。

卵の写真はまた次回ご紹介しましょう。

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