< 秋の風景 >
敬老の日はいかがお過ごしでしたでしょうか?
おじいちゃん、おばあちゃんと1日を過ごした方も多くいらしたでしょう。
先人の行いに敬意を払い、次世代へ続けることは大事ですね。
秋晴れの、でもまた暑くなった昨日ですが、私は寺家ふるさと村に昆虫や野鳥の下見を兼ねて行って来ました。
野鳥は今の時期は移動期でして、あまり目立って見つけられません。
いつも近隣に居る野鳥たちがちらほら見えました。
昆虫はトンボを中心に見てきましたが、稲穂を実らせた田んぼに、アキアカネ・ナツアカネのいわゆる赤トンボが群れていました。
この地はゲンジボタルが確認できる場所でも知られていますが、田んぼが連なり、谷戸が形成された日本の里山らしい風景の秋の1日でした。
谷戸は放棄された水田も多く、後継者の問題が自然環境保全に大きな影を落としています。
生物多様性の一旦を担う、人が手入れをして農作物を作る田畑は、後継者がいないと荒れ地と化してしまいます。
地球温暖化もそうですが、持続可能な社会も大きな課題です。
そんな日本の秋の風景をお届けします。
なかなか難しい問題ですが、それでも身近な自然環境に触れ、その成り立ちやそこでの生きものを知ることは、人の営みにはとても大切なことです。
林内には多くのキノコ類が発生していました。
ヘビはヤマカガシ。内臓が破裂していて絶命していました。もしかしたら危険なので人が退治したのかもしれません。
しかしこの生きものも自然の仕組みを支える大事な仲間。危険だからと退治せず、人が回避することが肝要です。
アキアカネを捕まえて食べるシオカラトンボ。トンボは肉食ですので。(映像が悪すぎてわかりません^^;)
お花は秋の野草。ピンク色のツリフネソウと黄色いキツリフネ。貴重な野草です。
今週、来週と運動会の全体練習があります。来週は雨の予報も出ていて、子どもたちの盛り上がりも心配です。
さてさて、今年の運動会は秋晴れの爽やかな1日になるでしょうか???
月でも眺めて祈りましょう!