< 評判は大事 >

また幼児を巻き込む大きな事故が起きてしまった。

一つは送迎用のバスで、もう一つは歩道で信号待ちをしていた時の大惨事となった。

多くのメディアが速報で伝えたが、今日の新聞でも詳細が載っていた。

普通に信号も待っていても事故に遭う現代社会。

実は私も密かに交差点では一番奥に陣取り待つようにしている。

いつ突然、車が突っ込んでくるとも限らないからだ!

今回はまさにそんな事故となった。

そんなこともあってか日頃からのこの保育園の日頃の行程が報道された。

いつも通うお散歩コースでの姿が別の映像で紹介されたり、近隣の方々の評判まで取り上げられた。

降って湧いた災いだが、何やらあちこちから情報を探られ公開されてしまう世の中だ。

過剰な報道は本当に問題だが、仮にも日頃からの評判がどのように作用するかわからない事態となっている。

懇談会等でも何度となく伝えているが、

毎日の送り迎えに時に大きく道に広がって歩かない、とか。

自転車はヘルメットをかぶって左側を走行する、とか。

バス停でいつまでも保護者同士のおしゃべりをしない、とか。

日常の行いが、被害を受けているにもかかわらず、ある意味その集団の優劣を決定してしまう事態も起き兼ねないという惨事だった。

まど意識不明の子どももいるようで、本当に心が痛む悲しい事故となってしまった。

他人事ではない交通事故。いつ自分の身に降り注ぐかわからないだけに、日頃の注意と心掛けが大切だ。

益々の安全運転と事故対応マニュアルを徹底しよう。

 

Filed under: 幼稚園活動,未分類,社会情勢 — itsuko 16:26

< 虫かごに虫あみ >

「虫取り網を携えて」という女性昆虫学者の本をご存知でしょうか?

ドイツ人と結婚した後ドイツで研究を重ねた日本人女性ですが、

いつも虫網を持って山野を歩き回り研究を続けた人です。

現代において虫取り網を持ち、山野を歩き回る子がどのくらいいるでしょうか?

今日は子どもたちに虫網と虫取り篭の使い方をお話しし、これを持ってお出かけするのは楽しいよ!と伝えました。

花壇には虫ボックスというスペースがあり、見つけた虫や生きものはこの中に入れることになっています。

誰でもが見られるように、また生きものの過ごしやすい場所で見ることがこの虫ボックスの役割です。

それぞれの生きる場所も一緒に知ってもらわなければいけません。

「生息環境」というと難しいですぅが、どんな生きものも快適に過ごせる場所があります。

棲み分けながら同じ自然環境を利用していることを感じてもらいたいです。

さあ、保護者の皆様はどれくらい虫取りを楽しめますか!!!

ドキドキワクワクを大人に成っても持ち続けることは、子どもたちには新鮮な印象に映り、憧れの的になります。

感じて楽しむことが子どもたちに多くを伝えるポテンシャルになるのです。

明日から私も虫を見つけに歩きましょうか。

まずはエゴツルクビオトシブミを見つけたいです^^;

このゆりかごを作る小さな昆虫です。

< こんなことがありました >

史上初?の10連休を終え、本日子どもたちは比較的淡々と登園しました。

心配していた大泣きする子も見受けられず、「大丈夫、いいですよ」と声を掛けると自分で幼稚園スイッチを入れてくれました。

そんな中、幼稚園では桐の花が満開で、花柄も多数落ちていて、いい香りを漂わせています。

そして玄関のツバメは7つの卵を産みました。

現在抱卵中!全部が孵って、立派に巣立つことを見守りましょう。

そしてお池ではクロスジギンヤンマ(トンボ)が今年も7頭羽化しました。

運よく朝飛び立つ前の姿を撮れました。

早朝6時30分頃です。この後すぐに飛び立ちました。

 

まだこれから出てくると思いますが、なんせ朝早いので確認するのは大変です。

最後に、巣箱に入るアオダイショウの幼蛇です。

あーーーーー、やられた・・・・・・!と思ったら、子の巣箱にはヒナはおりませんでした。

野鳥からホットする声、蛇からは残念、無念の悲しい声が聞こえるようです。

まだ幼い蛇ですが自分で食べ物を探さないと生きていけません。

野鳥のヒナは蛇に巣箱を見つかったらヒナはまず全滅です。

これも生態系の一部。自然界では大事な営みですが、人々はこんな「食べる・食べられる」世界を意識することが大切です。

人も本来この自然界の一部であることを忘れないように、子どもたちには伝えたいです。

そこでこの蛇を捕獲しまして、現在幼稚園で飼育観察中!小さなフンをしましたが、中には小鳥の羽が一杯入っていました。

この巣箱に来る前に、どこかのヒナをきっと食べたのでしょう。

ということで、連休中はプールに塩素を入れながらあちこちの生きものを観察していました。

これからまた忙しくなります。みんな五月病なんてすっ飛ばして、頑張りましょう!!!

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