< 無償化 始まる >

平成18年元旦の読売新聞の1面を飾ったのが、「幼児教育無償化」でした。

それから14年、いよいよ国庫が幼児教育に費用を当てることになりました。

子育て世代には恩恵が伝わるはずです。

全世代型の社会保障というのが狙いですが、その制度は複雑で、現場は大混乱であることは否めません。

市区町村によっても取り扱いが違い、副食費などは有料、無料と2パターンが発生しています。

国庫を教育費に充てることは大賛成ですが場当たり的な方法やシステムでなく、大きな枠組みや抜本的な教育改革に繋げて欲しいと思います。

消費税も上がります。税金の使い道にはもっともっと声を上げて、納税者が恩恵を受けられるような、また持続可能な社会循環が生まれるような枠組みを要望しましょう。

打ちの冷蔵庫が空っぽなので、今日は増税前に買いだめをしましょうか!^^;

食材は軽減税率が適用されますが、これまた現場は大混乱だそうです。

困ったものです。

Filed under: 世界,未分類,社会情勢 — itsuko 17:36

< 説明会へお越しください >

明後日、28日は令和2年度の新入園児さんの説明会を行います。

午前10時から午前11時30分まで。

ながうつた幼稚園ホールにて。

1、ながつた幼稚園とはどんな幼稚園。

2、無償化に伴い、他の費用はどのくらい。

3、預かり保育はどうなっているの。

4、制服が変わるって聞きましたが、どのくらい変わるの。

5、課外活動をどのように利用すればいいの。

幼児期をどんな環境で過ごせばいいの!ここが一番大事なポイントです。

家庭の都合でなく、どんな大人に成って欲しいかの基礎を作るには、何を大切に過ごしたらいいかを考えてください。

家庭の都合にも極力対応できるようにシステムを整えています。

それでも幼児期は特定の技量を習得する場(英語や文字や漢字やスポーツなどなど)では無く、自分が楽しく友達と遊べる場、先生という大人を知り、信頼し絆を感じること。

このような本来の幼稚園のあり様をご自身の目や耳や感性で知ってください。

説明会に是非いらしてください。お待ちしております。

 

 

Filed under: 世界,幼稚園活動,社会情勢 — itsuko 15:51

< 見学日、まだまだあります >

毎週水曜日と木曜日は日常の保育の様子を見ていただく見学日になっています。

今日も数組の親子さんが訪れました。

幼稚園見学には何を求めていますか?

施設のあり様や清潔さはもちろん、その幼稚園が醸し出す雰囲気や明るさ、元気さも実際の目と耳で感じていただくところでしょう。

そして子どもたちののびのび振り、先生方の溌剌振り、ここも重要なポイントですね。

挨拶の徹底や外部の方への対応がしっかりとしている事。これも重要です。

そしてながつた幼稚園には多様な環境があります。

そこには自分の「好き」を見つけられる場所があります。

子どもは体験して育つ。同じ仲間の中で育つ。動物ですからね!

体験が学びであり、そこで感じた心情が人格形成の源になるのです。

「人生の全てを幼稚園の砂場で学んだ」というアメリカのベストセラー作家の本にもあるように、

家庭から社会へ出る初めての体験の場が幼稚園にはあり、またそのような体験を積まないと人生を切り開く術を学習できないということです。

まあそんな幼稚園であることを目指していますので、どうぞご自身の目で一度見学にいらしてください。

何かが出来るようになる、何を教えてくれるのかではなく、何を感じて、何が出来たか、次に何をやりたいかを見つける場所です。

詳しい日程はHPの見学日を見てください。

お待ちしています。

Filed under: 幼稚園活動,未分類,社会情勢 — itsuko 11:55

< 台風再度接近か・・・ >

未だに千葉県では電気や水道が止まっている地域があり、

本当に大変な思いをしていらっしゃる方々がいる中、またしても台風が接近しているようです。

今はきれいな空が広がり秋の雲が流れていますが、心配ですね。

これは台風15号の通過した場所と、風速40m地点を表した地図です。

いかがでしょうか。たまたま通過した場所が千葉県だっただけです。

もし台風がもう少し北上して首都圏を襲っていたら、東京はマヒ状態になっていたという、恐ろしい報告があります。

風速40mで電信柱が倒れる被害は、昨年の大阪を襲った台風でも表れています。

今後自然災害が肥大化する中、本当に他人ごとではありません。

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大型の台風の発生は、地球温暖化が一つの原因であることは世界中で知られています。

二酸化炭素の削減を進めないと、2050年には地球が崩壊する報告もあります。

イギリスでは100社を超える企業が、二酸化炭素排出0コストを宣言しました。

この気候変動は国レベルや自治体レベルの対策だけではありません。私たち一人一人が何か進めないといけません。

迫る台風に各ご家庭で対策は出来ていますか?

とりあえず我が家には電池の電気やろうそく、水は確保しています。食料も少々。

車から電源を取るアダプターも用意しています。

屋根が飛ばされたらどうしましょう・・・・・。ブルーシートは小さいのが一つあります。トホホ・・・・。

皆で意識を変えて何かできる対策を取りましょう。

 

 

< 咳に注意 >

急激な天候不良は世界的規模で起こっています。

今日は急に涼しくなりましたね。

こうなると体調を崩しがちです。寝冷えをしないように気を付けましょう。

風邪を引いている子も多くなってきました。

特に今年は咳の病気が広がっているようです。

そのうちの一つが百日咳です。激しい咳発作が続き、完治までは2カ月近くかかります。

三種混合のワクチンをしていれば予防できますが、していないで激しい咳の症状は疑う必要があります。

今年はじわじわと広がっているようです。体調管理を良くして、気になる時は早めに受診しましょう。

百日咳は細菌感染ですから、手洗いはもちろん、マスクの着用が有効です。

明日は運動会のリハーサルをします。

お遊戯の出来栄えはどうでしょうか???

みんな種具を持つのが嬉しくて、楽しくて!

頑張ってください。

 

Filed under: 世界,幼稚園活動,未分類,社会情勢 — itsuko 16:07

< どんぐりは無事か!?無事じゃない・・・ >

台風15号がひどい爪痕を残しています。

地震や洪水にも匹敵する、いえそれ以上の自然災害になってしまいました。

被害に合われた方々にお見舞い申し上げます。一日も早い復旧を祈ります。

さて、幼稚園はどうだったか、と申しますと、

建物に被害はありませんでしたが、やはりお山が大変なことになっていました。

シンボルツリーの桐の太い幹が折れ、頂上のシラカシの枝が1本折れ、池の横に出ているカカワヤナギが折れ、遊歩道には無数の枝が散乱していました。

昨年不作だったどんぐりは、今年は豊作と待っていましたが、小さなまだ青い実り前の状態でたくさん落ちてしまいました。

今年のどんぐり植えは出来るでしょうか???

休園にした日に出勤出来た職員で片づけました。

建物に被害が無かったことは幸いですが、「あーーーあ・・・」、という心の被害が後を引きそうです。

今日は大事なお手紙を持っています。お目通しください。また水疱瘡のお友達が出ています。

そして明日は4回目のプレ幼稚園です。

幼稚園選びが本格的になって来ました。どうぞお出かけください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

< 台風接近 >

台風が発生しています。

どうやら来週月曜日に関東地方、首都圏は進路になっているようです。

現段階では月曜日の保育活動の変更は考えていませんが、

焼きたてパンの給食メニューだけ変更しています。

月曜日は普通のごはん食のメニューに変わり、焼きたてパンは今月30日の月曜日に変更しました。

当日もし休園措置を取る必要があると、パンはキャンセルが出来ないため本日中に変更を掛けました。

おかずはメニュー通り変更ありません。

台風の動き、進路によっては月曜日の早朝に緊急連絡一斉メールを使用する可能性もありますので、

どうぞ皆様も天気予報に注目していただき、当日朝はメール確認をしてください。

Filed under: 世界,未分類,社会情勢 — itsuko 17:17

< 蝉の終わり >

気が付けば9月になっていました。

気が付けば草むらからハラオカメコオロギの羽音が聞こえています。

気が付けば夜空が澄んできたように思えます。

もう9月になっていました。

今日はセミの羽を拾ってきた年長の男の子と話しました。

「先生、これは何の羽ですか?」

「あーー、これはアブラゼミの羽です。」

「拾ったよ。」

「どこで拾ったの?」

「サッカーゴールのところ。」

「そうか、もうセミも終わりだね。命を全部使って夏を過ごしたんだよ。」

「ふーーーん。これ持って帰っていい?」

「うん、いいよ。では袋に入れて、名前と拾った場所と日にちを書いてあげる。そうすれば夏の宝物になるよ。」

こうして渡したアブラゼミの羽はいつまでお家で保管されるでしょうか。

隣で見ていたもう一人の男の子が、「こんなの宝物にならないよ。だってパパがすぐ捨てるもん!」

「・・・」

気が付けばセミの鳴き声が聞こえなくなり、秋が深まっていくのでしょう。

羽を受け取った男の子はお兄さんが卒園児で、私はそのお兄さんとよく職員室でお話ししていた子の弟さんでした。

セミを渡しながら、「お兄さんによろしくね!」と言ったら、嬉しそうな顔をしていました。

過行く季節の哀愁と、昔ここで育った子の思い出と、賑やかな朝がしんみりと心に響いた今日でした。