2019年10月10日
< 柔らか頭か・・・・ >
リチウムイオン電池は今では当たり前に使っていて、大変重宝しています。
この電池を作るために研究を続け、世の中に出すために多額の資金を投じたその成果は、
やはり諦めない真面目さや剛直さと、欠かせないのが柔軟性ということです。
ただ真面目でもダメなんですね。研究の環境と全く違う別の自分をどこかに持ち、
その時の頭は実に大らかに、半ばいい加減でリラックスさせることが重要の様です。
素直に嬉しさを顔いっぱいに表して答える吉野氏は、本当に身近にいるおじいさんのような方。
大変優秀な方だと思いますが、親しみやすく、とてもやさしそうなその風貌の下には強い信念と確信があったのでしょう。
そういう方にご褒美は来るのですね。
「実るほど 頭を垂れる 稲穂かな」座右の銘らしいですが、また一つ生き方を教わりました。
そして私の確信は、
幼少期には好奇心を大いに発揮して、多様な環境で思う存分のめり込むこと、
そしてそれを認め、寄り添う大人が居ることを改めて感じました。
一つの出会い(人であろうと図書であろうと)と本人の好奇心が重なれば、人生を切り開いて行けること。
毎年のように日本人のノーベル賞受賞者のお話しを聞くたびに、
ちょっとのかけらでも心に留めようと記事を読んでいます。
ながつた幼稚園の子どもたちも将来何かを発見し、社会を支える又は役立つ何かを作っているかもしれませんね。
発見でなくても世界を変えるムーブメントを起こしてもいいですね!