2020年5月22日
< 分散登園 >
感染症の混乱で思いもよらぬ年度初めとなった令和2年。
おまけに神奈川県は最後の最後まで感染者数が減らない県となってしまった。
「大丈夫・・・」という声も聴かれる中、しかし子どもたちの幼稚園での保育活動を受ける保障を何とか保ちたいと思った。
分散登園2日目。思わぬ成果も見えて、子どもたちは例年よりスムーズに幼稚園活動に馴染んで行くのかもしれない。
何しろ先生方がたくさんいる。うじゃうじゃ居る。
これがこの感染症渦の中いいのか悪いのかわからないが、どこかで泣き声が聞こえれば、一人そして二人の先生が駆けつける。
どこかへ走り出すお友達がいれば、すぐ後を追って一緒に寄り添う。
午後からの時間は生活リズムがいつもと違うため、少々戸惑うだろう。でもあちらこちらで子どもたちを盛り上げる。
2回目の登園に入り、少しずつ幼稚園を思い出しているような年長・年中さん。
やはり幼稚園には子どもたちの弾む声が必要だ。
そしてその子たちを見つめる、先生方の姿がよく似合っている。
彼女、彼らは子どもたちを前にすると実にいい顔をする。
私の話を聞く時とは大違いだ^^;
この職を選んだ理由が輝いている。この時ばかりはコロナ感染の不安はきっと消えていると思うが、
ふと立ち止まるとマスクを付けた顔で表情は全部見えず、あまり近くで接することもままならない今は、
本来の子どもとの信頼関係を作るのはまだまだ先になる。
今日は年少さんもホールで思いきりボール遊びをし、きり・きく組はグラウンドを走り回り、お山に登った。
本の一時だが子どもの子どもたる本能が体中を巡ったと思う。
お帰りにはよく手を洗い、消毒をしてからお水も飲んで、また次に来る日の話をしよう。
早く平穏な日々が戻ることを願って止まない。