< 環境教育 2021年夏 >

暑い、暑い、暑い1日となりました。

これも温暖化のせい。気候変動の仕業。二酸化炭素の出し過ぎ。人々の暮らしの果て。

ということで、オリンピックに何兆円もの金額を掛けている場合ではありませんでした。

地球はますます深刻な状態になりつつあり、世界中で異常気象による洪水と熱波による山火事が頻発しています。

どうしたらいいのでしょう。

一人一人に出来ることは何でしょう。これから先の30年で、その答えは示されるのです。

皆で取り組まないと、どこかで、誰かが気象現象又はそれに付随する自然災害で命の危機を味わうことになるのです。

そこで、誰も居ない静かな幼稚園で一人黙々とこんな展示を作ってみました。

幼稚園の子どもたちにも今の自然環境や社会現象を伝えないといけないと、強く熱く思っています。

せっかくのメダカの水槽。こんな環境はメダカたちにとって居心地はいいでしょうか・・・・。

今、地球上の河川や海は、多くのプラスチック製品で溢れ、ゴミだらけの岩礁や砂浜で見るも無残な状態です。

この不都合な真実から目をそらさず、幼い頃から使ったものの処理の仕方、ゴミとなる製品の選び方、捨てる場所の選択が出来るようにならないといけません。

幼稚園にお越しの際はこの水槽を見て、子どもたちと一緒に考えてください。

家庭で何が出来るのか、何をすれば30年後の世界が少しで快適になっているか。

メダカはこれらのゴミを処理することが出来ません。水も酸素も分解してくれません。

きれいに出来るのは私たち人間だけなのです。

最後の写真は残念ながら実際の沖縄の河川の1か所です。

【沖縄=きれいな海と砂浜】 では無いのです。

写真に写っている黒くて額が白い鳥、6羽いますが、オオバンというクイナの仲間です。あのヤンバルクイナと親戚です。こちらは飛べます。

こんな所でゴミと一緒に暮らしているのです。