< 自然災害と戦争 >

3月11日は日本人にとって忘れてはならない人となっています。

東日本大震災から早いもので11年。

雪のちらつく曇天の空に押し寄せる津波の映像は今でもはっきりと覚えていますが、

今度は同じように寒さに震えて、行く当ても解らず故郷を離れざるお得ない人々の列が画面から流れます。

どちらもやりきれない理不尽な混乱に巻き込まれて、命の危険をすぐそこに感じながら嘆き悲しむ人々の姿は、

21世紀の今日はなっても一向に無くならないのでしょうか・・・・。

三陸沖は前回の大規模地震で地盤が動き、次の地震までの周期が短くなっているようで、

10年が過ぎた今、再度の大規模地震が発生する可能性が高いそうです。

そしてウクライナ。

何で独立国家の体制を隣の国からとやかく言われなきゃいけないのか。

国の進む道はその国の国民が決めるもので、隣国が自分たちの都合で一方的に支配できるものではないはずです。

それが全く無視されて武力を持って変更させようとするなんて、

ロシアという国は全世界を相手にケンカを売っているんですね。

国連の、誰が決めたかわからない、そして全く見直されない常任理事国の1国がこんなことを起こしていて、

何の対処も出来ない組織って、必要でしょうか???

海外メディアを観ていると、ウクライナの人々や景観が痛ましくて本当に辛いです。

何もすることが出来ない自分にも、わが国にも歯痒い限りです。

日本では3月はひな祭りがあるような祝いの時期に、

素直に喜べない世界の状況に、これからの世界中の混乱・混沌が心配です。

 

新型コロナウィルス感染が少し落ち着きました。

毎日のように報告が入っていましたが、ここ3日はありませんでした。

いいですね。

県内の感染者数も少し下がっているようですし、このまま減っていくことを期待しましょう。

年度末が迫っていますし、お友達同士のお別れや次への期待ももきちんと済ませたいところです。

このまま週明けは学級閉鎖も解けて、みんなが揃います。

来週の1週間を大事に丁寧に進めましょう。

< 国際女性デー >

女性の地位が世界でも特に低い日本。

どうしましょう、皆様!

ジェンダー・ギャップ指数は行政/教育/経済/政治の世界で全て小数点以下。

この指数は{1」に近いほど男女差が小さいことを示すそうですが、

どうにも低いのです。

ながつた幼稚園では幼い頃から男性と女性の無意識に感じる差を無くす取り組みを始めています。

自分のまわりに普通にいろいろな立場や価値感のお友達がいれば、それが自然の事と肌感覚で身に着いて行くでしょう。

大人に成って社会に何か貢献しようとする時、

男性だから、女性だから、この地域だから、そう決められているから、などなどの不透明な利用に縛られることなく、

自分で選んで、又は実力をきちんと評価されてその地位に付けるように、

社会環境や風土が変わってくれることを強く期待しています。

幼稚園の職場は早い時期から女性が活躍していた場所でした。

しかし今は逆に男性の先生がいる事が子どもたちにもいい影響がありますし、

それを普通に感じているはずです。

多様な遊びや感性は元々の動物として担う男女の役割にプラスされて、

人という種の特性として広がってくれることが重要です。

家庭ではお母さんの地位が上でしょうか???

社会にも多くの女性の声が届くこと、

熱を持った女性の改革者がながつた幼稚園から現れてくれたら、

なんと嬉し事でしょう❣

世界中の女性の皆様、それぞれの立場でどんどん輝きましょう。