2016年10月7日
< 地球を救うのはやはり人類だ >
地球温暖化を防止するための世界の取り決めが、73の賛同国の批准を受けて発行されることになった。
COP21気候変動枠組み条約である。
これによって一応取り決めた数字や目標に向かって批准国は二酸化炭素の削減に努力することになる。
日本は国内手続きが進まず遅れをとっている。
良いのか悪いのかわからないが、この協定に参加している加盟国なので決められた内容を守る義務を課せられる。
どちらにしても地球環境を悪化させたのは人類だし、けれども地球を再生させられるのもまた人類だけだ。
世界中で気候変動が起き、自然災害で地球資源がどんどん失われている。
大きな懐深い地球は、どんなに人類が暴れても好き放題しても、優しく緩やかにそれを上手に循環させてきた。
しかし今は、ずぶ濡れの犬が体についた雨水を振り払うかのように、
地球はもう我慢の許容に限界を感じ、体を大きく揺すっているのである。
こんな地球をなだめられるのはやはり人類の知恵と努力しかない。
今日は大気が変わったことを感じる。
空の雲が秋になった。子どもたちも肌に届く空気の違いを感じているだろうか。
地球の出すサインを感じなければ手が打てない。
病気をキャッチすると同じように、日々の変動を、大気や季節の巡りを、子どもたちには感じてもらいたい。
そしてこの地球の鼓動に従って命を繋いでいる多くの生きものがいることを知って欲しい。
今日で平成28年度前期が終了する。この半年間の所見を持ち帰るが、
その成長の様子が伝わるでしょうか。
間を置かず来週からは後期が始まるが、多くの事を感じ、受け止め、次の手段が打てる子に育って欲しい。
その中に地球のリズムも入っていることがこれからの時代は肝心である。