2017年3月10日
< 6年の月日 >
大昔から地震の恐怖や破壊に見舞われてきた日本。
歴史書や文献にも多くの記実があり、専門家が今後の予測に役立てているが未だに明快な地震予知には至らず、
現代社会になっても同じ災害が起きている。
おまけに過去の地震ではなかった原子炉の破壊と放射能の拡散という事態が追い打ちを掛けた。
大津波と放射線によりいまだに発見されない方、お家に戻れないでいる方、故郷を捨てざる負えない方々。
私たち、現場から離れている者は今は以前と何も変わらず生活しているが、
一度毎日の日々、そして人生がまるっと奪われた人々がいることを感じているだろうか。
今日は地震の避難訓練をしました。
地震という自然災害や脅威についても、そして幼稚園が経験した3月11日の事を毎年話しています。
幼児ながら真剣に話を聞いてくれました。
私が手振り、身振りで恐ろしかったことやどうやってお家に帰ったかを話しました。
みんな生まれてなかった時のことです。
頭で想像してもらいました。
子どもでも、自分で出来ることをやって身を守る話が伝わったと感じました。
6年の月日は本当に早い。でも思いや辛さはきっとあの時のままでしょう。
まだまだ私たちはあの大きな震災を忘れてはいけません。
もう一度自然災害の怖さと、日頃からの備え、そして自分が出来ることを考えておきましょう。