2017年5月27日
< 幼稚園・保育園・小学校 >
昨日は横浜市の取り組んでいる幼保小連携の研修発表会に向けての打ち合わせに行って来ました。
その中で小学校の先生からの最初の質問が、
「幼稚園の子はどのくらい生活の事ができるんですか?」
って、この接続期の取り組みが始まってかれこれ20年近くになるのに、
まだ未だに小学校の先生は幼稚園での子どもたちの生活や活動を認知していないんです。
多くの体験、感性を育んで意欲たっぷりで学校へ上がるのに、
その半分も活動に生かせてないように感じました。
「1年生は大抵のことは何でも出来ますし、自分でやろうとしますよ。」
と答えると、「そうですか・・・・、1年生はついついお世話から始めてるような気がします」
もちろん寄り添って、支えてあげますが、まずは先生方が子どもたちを認めてあげることです。
今日はその第1歩となる未就園児の会がありました。
同年代の子とかかわり、先生という親以外の大人を信頼する社会への第1歩です。
これが途中で途切れることなく小学校まで続くことを小学校の先生たちは認識する必要があります。
だから幼稚園が担う3年間、2年間は重要なんです。
だからもっとその子供たちの育ちを知って欲しんです。
今日はたくさんのお友達が来てくれました。
お母さんも、お父さんも我が子の活動を目を細めて見ていました。
これを続けましょう。安心して子どもたちが持っている好奇心を発揮できる環境へ託してください。
家庭では出来ない子どもの育ちを最大限引き出す場所、それが幼稚園です。
そしてながつた幼稚園にはそれを支える子ども大好き先生が高い資質と技量と笑顔で迎えています。
子どもたちのここでの活躍が、小学校での自信と意欲と協調につながります。
第2回目のプレ幼稚園は6月です。
始まっていますよ!学びの連続をしっかりと体験してください。