2018年1月10日
< 獅子にかまれておめでとう >
ながつた幼稚園に毎年人形劇を届けてくれるチロリン劇団さんは、1月公演には獅子舞を付けてくれます。
この獅子舞も最近ではまずお目に掛かれない日本のお正月の風物詩ですが、
長津田の街には長津田囃子保存会があって、昔から獅子舞があります。三が日には町を練り歩く姿をご覧になった方もいるでしょう。
子どもの頃、この獅子舞軍団がいきなり玄関から入って来て、子どもの頭をかじる行為に、私と妹は怖くて怖くて裏口から靴も履かずに逃げ回ったことを覚えています。
「ピーヒャラ、デンデン」とお囃子の音が聞こえたら臨戦態勢でした
今日はホールでそんな姿が見られました。
人が入っていることがわかっても、あの獅子の口に咬まれるのは怖い!
そうですね、怖い怖い。でも健康を願ってのおまじないが付いているから、ちょっと我慢すれば今年1年いい事あるよ!
と、何人かの子どもたちは遠回りをして獅子を避けていました。
ほんの少しですが日本古来の庶民の文化も知る機会になればいいです。
獅子に咬まれた多くの子、そして咬まれなかった怖かった子に、今年1年の幸福を願います。