< 6年間の雄姿 >

今日は多くの公立小学校や私立の幼稚園でも卒業式、卒園式が行われたようです。

私もそんな中、幼稚園・小学校の連携活動を行っている小学校の卒業式に参列してきました。

幼稚園を卒園して6年。

その姿は随分と変わっていましたが、皆一様に凛々しく、逞しくなっていました。

修了証書を受け取るその姿は大変立派でした。

久しぶりに小学校の卒業式に参列し、懐かしい卒園児のすがすがしい姿に感動しました。

最後は5年生が器楽合奏で「威風堂々」を演奏し送り出しました。

私の顔を見てニコッと微笑む子、声をかけてくれた子、人との繋がりは出会ったときから始まり、

特に教育に携わる仕事をしている私たちの存在には、子供たちの成長が何よりの喜びであり、仕事へのやりがいです。

担任の先生方も泣いていました。若い男性の先生は涙が止まらなかったようです。

先生冥利に尽きる瞬間でしょう。

しかし驚いたのは子どもたちの服装です。

昔は中学校の制服で出席したような記憶がありますが、今は制服は着ないんですね。

そして袴姿の女子も何人もいて、「おや、まあ!!!」と驚きました。

何を着用してもいいのでしょうが、着るのであればしっかり着つけないと大事な1日が台無しです。

袴がずれて、落ちそうになっている子が何人もいました。

自分では直せないでしょうから、よくよくお家の方が気を付けてあげなければ気の毒でした。

また参列する大人も然りです。

最近日本のしきたりや礼節にはすごくゆるみが出ているように感じていますが、

きちんとした式典に相応しい服装や立ち居振る舞いが失われています。

来賓で祝辞を述べるのであれば、礼服は当たり前でしょう。

担任の先生方も然りですが、女性の先生が袴を着用する場合は無地の訪問着(紋付)が正統で、柄物は着用しません。

子どもたちを送り出す側ですから・・・・。ご本人の成人式ではありません。

服装の指定は公立学校の場合出来ないのかもしれませんが、

こういう場面で子どもたちも形振りを学ぶと思ってください。

ですからながつた幼稚園では時々リボンを付けた正装で式を行います。

最低限の身だしなみも一緒に身に付けて社会へ出したいところです。

この辺は家庭の務めですかね・・・^^;

来週はいよいよ卒園式です。

私も緊張しますが、心和む式にして、122名を送り出したいです。

今日の卒業式でも4人の6年生が欠席だったようですが、インフルエンザでお休みしている子が一人います。

来週はみんな元気になって、全員が式に臨めるようにしたいですね。

Filed under: 幼稚園活動,未分類,社会情勢 — itsuko 14:14