< なぜ子どもはダンゴムシが好きなのか・・・ >

年中の子どもたちが朝から大騒ぎをしている。

別に大人からすると何事でもないダンゴムシ探し。

子どもたちには一大決心の下、まず彼らはどこにいるのかが大問題のようだ。

年中の先生にすかさず聞いてみた。

「ダンゴムシはどこにいるの?」返答は「えーと・・・」

子どもたちは「ええええええーーーーーー」

「行ってみよう」どこへ???

今日はダンゴムシ日和らしい。確かに曇っていて湿り気もある。

いろいろな物をひっくり返して探すにはいい日だ。

果たして年中さんは大量のダンゴムシを見つけることが出来るだろうか・・・。

それにしてもなぜ子どもたちはほぼ全員がダンゴムシが好きなのだろうか?

体の形状がなんとも不思議で、短い足だか髭だかわからないものが無数に見えるほどついているからだろうか???

体が丸まることも人気の大きな要因であろう。

なぜなら、ほぼ同じ形態の「ワラジムシ」を探しに行こう!という子どもはまずいない。

それから考えると、体なり、動き方なり、色形などに変化が起きることが重要な人気の要素になるようだ。

それもそのはず、不思議(ワンダー)が、動物である私たちの興味や関心の原動力だからだ。

ここが原点である。どれだけ小さな不思議に心動かされ、頭を回転させられるかが、その後のその子たちの思考経路になっていく。

ダンゴムシは幼児たちにとって最大の教材なんだ。

ワラジムシは付録^^;私はどちらも好きだが、やはりダンゴムシの方が見ていても面白い。

これから金色に光るスーパーダンゴムシが現れる。また大騒ぎになる事、間違いない。