2018年5月17日
< 蝶ではありません、蛾です >
今日保護者の方に聞かれました。
緑地の縁を大量の白い蝶々が飛んでいますが、あれはなんていう蝶ですか?
実は蝶ではなく蛾です。それも名前がキアシドクガといいます。
でも下記の解説のように毒はありません。
名前が毒だからといって、すぐに殺処分を考えないでくださいね。
この大量発生も自然の摂理の中に組み込まれている出来事の一つです。
もうじき姿は見えなくなります。寿命です。ほんの2週間ほどの命なので、遠くから見て紙吹雪が舞うような白い蛾の乱舞を楽しんでください。
成虫にも幼虫にも毒はありません。
相模原博物館の解説ーーーーーーーーーーーーーーーーー
【キアシドクガという蛾の一種です。ドクガ科に分類されるためにこんな名前がついていますが、幼虫にも成虫にも毒はありません。ここ4年ほど大発生が続いており、昨年は成虫の乱舞するようすがテレビのニュースなどでも紹介され、話題になりました。今年もすでに見てのとおりの大発生。あと1週間から10日ほどで蛹になり、5月下旬には純白の蛾の乱舞が見られるはずです。こちらは昨年の成虫の写真です。】