2018年10月29日
< 土に親しむ >
今日は秋晴れのとてもいいお天気の中、お芋掘りに行って来ました。
既に経験したことがある子も居ましたが、多くの子が初めての体験となりました。
柔らかいふかふかの栄養たっぷりの土の上を歩く感触をどのように感じたでしょうか?
少し泥がついても嫌がる子もいる中、お芋を前にしてテンションが上がりましたね。
土を触ると手が泥んこになり、軍手をしていても爪の中にも入ります。
これを嫌だと感じる子と、全く平気で夢中で掘る子と様々でした。
土に親しむことも貴重な経験です。野菜は土の中で育つことも体感したでしょう。
だいたい行きのバスの中だ話していると多くの子が焼きいも、焼き芋と連呼します。
本来の名前をきちんと知らない子もいたのには驚きました。
「サツマイモ」は農家の人が土を大切に育て、そこに植え付けをした種芋から出来ること。
スーパーマーケットでいい香りを放っている焼き芋が埋められているわけではないことを知りました。
実体験が少なくなっている子どもたちの日常。自分の口に入るものがどのように出来ているのかはいつのタイミングでどのように学習するのでしょう。
ポケモンGOやUチューブは知っていても、「サツマイモ」は知らない子どもたち。
今日は畑の農作物に触れたわけですが、出来るだけ自然物と触れ合って、記憶に残せる活動を大切にしたいです。
意図的に場面を作らないと人間は多くの事や物があって行かされていることを一度も経験せずに大人に成ってしまいます。
どんぐり植えもその一つですが、土を知るいい活動になりました。
今度は美味しく調理して感謝して食べましょう。