2019年2月20日
< 足元の春 >
久し振りの雨でまた空気が潤い、飛び出したスギ花粉も少し静かになるでしょうか?
春の色が濃くなってきました。
正面玄関から長津田駅へ向かう道沿いの、幼稚園の敷地内のコブシの木の下にフキが出ていることをご存知でしょうか?フェンス沿いです。
毎年2月上旬から顔を出し、昨夜の雨も相まって柄を伸ばしたつぼみもあります。
登降園時に毎日このフキノトウを眺めながら、その成長を楽しみにしているお友達がいます。
落ち葉で埋まっていた付近一帯の落ち葉を掻き、日光を当ててみました。
これから小さな花を咲かせ、茎が伸び、大きな葉が養分をためるでしょう。
こうして毎年同じ場所に生育します。
この小さな花を頼って小さな虫が集まり、循環を助けます。
大人の目線ではまだまだ冬ですが、足元では春が活発になっています。
心配なのが池のカエルがまだ卵を産みに来ない事です。
去年土壌を大きく動かした関係があるのでしょうか?
昨夜の雨が産卵の合図だったのに、池に卵がありませんでした。
ニホンアカガエルが池を整備し始めて6年連続で卵を産みに出てきています。
春浅い2月上旬が彼らの産卵期なので、生息地の他の池では既に産卵が見られます。
カエルの多くが降雨と共に土から出てくるので、一雨一雨がチャンスですが・・・・^^;
足元の小さな春を楽しみながら、カエルの訪れも待ちましょう。
お陰様でインフルエンザの発症が「0」件となりました。
現在その他の感染症は出ておりません。