< どうなる、幼稚園 >
こんな記事を見つけました。読売新聞の 「スキャナー」
というページです。(11月22日朝刊)
「こども園」幼保一斉保育反発 です。
本当ですよ。反発します。待機児童を減らす・母親の社会進出を促す、
この二つの大名目だけで、いままで培われてきた幼稚園が担う
幼児教育はどうしてくれるんですか。
多くの園長先生たちは怒っています。
管轄部署もあいまいで、財源もこれまた不明で、実際の現場の声や
状態をあまり調査する事もなく、乳児と幼児を一緒にすることだけが
先行しているのです。
待機児童、待機児童といいますが、役所は入所を希望した保育園に入れなかっただけで、
(ちょっと遠くの園は空いているのに、その人の自宅からは少し場所が離れている事が理由で
入所を拒否する人)その人を待機児童1人、とカウントするんです。
これではいくら保育園があっても待機児童なんて無くなりませんよ。
私立の幼稚園でも、定員割れをしているところは山のようにあり、
地方を行けばその数はますます増え、廃園(閉園)する幼稚園も毎年出ているんですよ。!
ながつた幼稚園でもまだ年少組は新年度の入園手続きができます。
要は定員割れですよ。
既に平成18年から「認定子ども園」がスタートしていますが、現場はまだまだ混乱続きです。
一つの施設の中に従来の幼稚園と保育園が一緒に存在するわけですから、
活動の仕方だって、従事する教職員だって、訳分からなくなりますよ。
だいたい幼稚園は教育施設、『学校』 と位置付けられてきたわけですから、
そこへの期待と要望がきちんと保護者の皆様にもあるわけです。
国はもっと根本的な子どもたちの教育をどのようにしていくか、を考えて取り組むべきです。
ただ一つの時期だけの子どもたちをどうするかでは、連続した学びが人を成長させるのに、
次へ、次へと続かなくなります。教育はその国の戦略です。
人を一貫して育てていく、教育の環境を子どもたちに提供する事は、
国家としての充実度も問われるところです。
まったくけしからん!どこぞの役人さんは一度ながつた幼稚園を見学に来るべきです。
こんなに一生懸命取り組んでる先生方と、そこで伸び伸び多くの体験をしている子どもたちを
見てほしいと思います。
保育園だって、ただ子どもたちを預かっている場所ではありません。
私も今の政府の取り組み方には納得していない一人です。
いろいろな面でね。
そして昨日は朝鮮半島が大変な事に成ってしまい、
こちらの問題もノホホン~~~としてはいられない事に成りました。
有事(戦争)ですからね。
私たちも自分の事として、一人一人考えなければいけません。