< タマムシマン3人組 >

タマムシ、ご存知ですね?

梅雨の時期に羽化する甲虫の仲間で、日本古来の書物にも出て来るタマムシ。

正創院の玉虫の図師として、教科書で習った、あのピカピカの虫です。

エノキやサクラの木を生態の拠り所にしているので、幼稚園のお山では毎年必ず羽化して、成虫を見ることが出来ます。

この方がタマムシ様。

綺麗な色は、構造色と言って、光が分散して人の目には映るから、カラフルな多くの色があるように見えるもの。

昆虫や野鳥にはこの構造色という見せ方をして、敵から身を守ったり、繁殖に利用したりしています。

それにしても素晴らしい色合いは、神様がコーディネートしたのでしょうか!

今日はこの虫を見た男の子が、「どこにいたの?」と聞いて来ました。

話しているうちに、「こんな色の虫になってみようと!」ということになり、夢中で作ったタマムシの翅。

 

早速身につけてみると、気分はタマムシ。

3人揃って、今日は虫の気持ちに浸ってみました。

こんな服をいつかは来てみてください。

もっとタマムシに近ずけるかもね?

時には変身して、人以外の生きものになってみよう!!!

頭の上にはちゃんと触覚が2本。

虫メガネで見た甲斐がありました。