2020年6月24日
< タマムシマン3人組 >
タマムシ、ご存知ですね?
梅雨の時期に羽化する甲虫の仲間で、日本古来の書物にも出て来るタマムシ。
正創院の玉虫の図師として、教科書で習った、あのピカピカの虫です。
エノキやサクラの木を生態の拠り所にしているので、幼稚園のお山では毎年必ず羽化して、成虫を見ることが出来ます。
この方がタマムシ様。
綺麗な色は、構造色と言って、光が分散して人の目には映るから、カラフルな多くの色があるように見えるもの。
昆虫や野鳥にはこの構造色という見せ方をして、敵から身を守ったり、繁殖に利用したりしています。
それにしても素晴らしい色合いは、神様がコーディネートしたのでしょうか!
今日はこの虫を見た男の子が、「どこにいたの?」と聞いて来ました。
話しているうちに、「こんな色の虫になってみようと!」ということになり、夢中で作ったタマムシの翅。
早速身につけてみると、気分はタマムシ。
3人揃って、今日は虫の気持ちに浸ってみました。
こんな服をいつかは来てみてください。
もっとタマムシに近ずけるかもね?
時には変身して、人以外の生きものになってみよう!!!
頭の上にはちゃんと触覚が2本。
虫メガネで見た甲斐がありました。