2020年10月27日
< Co2排出0への道のり >
菅首相が所信表明演説の中で、2050年までに日本の温室効果ガスを「0」にすると表明しました。
この事はEU各国や中国が先んじて取り組んでいる目標に追随する、温室効果ガス削減には後ろ向きだった日本としては大きな表明となりました。
さすがに世界へ向けての発信ですから、何らかの形を作って行かなくてはなりません。
民間ベースでは急速に取組が進んでいます。
株価も関連企業に投資する動きが活発で、もう社会構造を根本的に見直さないと実現できないところまで来ました。
私たち日本人は、実は東関東大震災で大きな生活様式の転換を感じたはずです。
でも1年経ち、2年経ち、かれこれ9年経った今では、以前と同じように大量の資源を使っています。
エコバックの普及や、LEDライトの導入で少しずつ小さな変化はありますが、
後30年余りで「0」にするのですから、国民一人一人が意識して取り組まないといけません。
子どもたちにどんな未来を残すのか、大人たちの努力と責任です。
まずは私たちに出来ること。
家庭内での二酸化炭素を極力抑えることを意識する。
ペットボトルやレジ袋の使用中止。
自家用車でなく公共交通の利用。自家用車は電気自動車への乗り換え。
などなど皆が出来ることに着手することで、現実になるかもしれません。
国の制度設計も大事なポイントです。
さて、本当に総理は実現に向けて進んでくれるでしょうか?
私たちは注視しながら、日常の生活を見直しましょう。