< 夏の終わり…、一応? >
夏の時期が長くなって既にもう何年も経っているようですが、
8月が終わると思うとやはり「夏も終わりか・・・・」と少々ノスタルジックにサザンの「夏をあきらめて」を口ずさみたくなるのはなぜでしょうか・・・?
まあ毎日まだまだ暑いので、そんな感傷的な気分は汗と一緒に流れていますが!
この夏は3件の研修会に参加し、これからの幼稚園のあり様を模索する機会となりました。
3件とも講演の内容は、主体性や多様性、幼稚園に求められること、そこに従事する先生方の働き方と先生像など。
どのような環境を作ることが子どもたちには相応しいか、また先生方が生き生きと保育に臨めるかなど、
現在の当園の状況や入園者の希望理由、教職員の働き甲斐など整理する機会となりました。
ながつた幼稚園はこれからの理念として「入園のしおり」にページを割いて宣言していますが、
それらを具現化する日々の活動が当てはまっているかを考えなければいけません。
次年度の新入園児受付を見据え、何が求められているのか、また子どもたちの育つ環境として当園は何を目指しているのか、
改めて打ち出したいと思います。
4年振りに対面で説明会(9月16日)をしますが、
今までもお伝えしているようにながつた幼稚園はブレることなく体験することで子どもの心身の発達を促し、
同学年の中で多様な感情を理解出来るように助言し、寄り添い、人としての基礎を作って行けるように幼児教育を進めています。
長時間保育の優遇や、付加価値を求める現在の子育て環境には一石を投じる姿勢は変わりません。
家庭での親子関係の大切さと、幼稚園での教育としての活動が一緒になって子どもは育つのです。
こんな事を考えながらこの暑い夏を過ごしました。
プライベートではカヌーに乗りながら天の川を眺めてワインをいただく体験に行ったのですが、お天気が悪く天の川は見られず、
ワインも手酌でチビチビとなりましたが、水面を渡る風は心地よく、ハリオアマツバメが水面を滑るように水を飲む姿を初めて堪能し、
中々日常では想像できない無音の世界に一時浸ることが出来ました。
皆様の夏はいかがでしたでしょうか?
新聞のアンケートでは、あまりにも暑いので外出を控えた方が6割いたようです。
コロナの影響から解放されたので行動範囲が広がったように感じますが、
実はこの暑さが動きを止めて、近場のレジャー施設や野外でのキャンプなどが人気だったようです。
キャンプもねーーー、しっかりマナーとノウハウを知らないととんでもないことになっていますので、事前にレクチャーを受けるくらいの準備が必要でしょう。
子どもたちの夏休みの様子を書いていただいた「夏のカレンダー」を見せていただいていますが、
それぞれの夏の様子を知ることで、子どもたちの思い出を共有し楽しかった体験に寄り添うことに使わせていただきます。
担任からコメントを添えてお返ししますので少しお待ちください。
さて、明日から9月。気持ちは涼しく、赤とんぼを待ちながら、
夏を超えて背が伸び、逞しくなった子どもたちとまた向き合っていきましょう。
またご家庭でのご協力をいただきながら、子どもたちの伸びる力を支えて行きましょう。