< 国際女性デー >
女性の皆さん、元気ですか❣
今日は「国際女性デー」各地で関連報道がされていますが、日々の生活の中で女性であることに引け目を感じた事はありますか・・・?
ご承知のように、いろいろな世界基準のデータから読み取ると、
日本は女性の地位や活躍がとにかく低い国。
確かにどこの社会を見ても女性が少なく、私もびっくりしたことは何度もあります。
幼稚園協会の常任役員に女性はいません。
幼稚園・保育園の現場で働いているのはほぼ女性ですが、
声を挙げて行政に要望を出す組織の幹部はすべて男性。
これで現場の声は届くのかと、意見したことがありますが、長年続いて来た男組織の繋がりを変えることが難しいのでしょうね。
また女性の側も意見しないから、組織の構図も考え方も変わらないのでしょうね。
日本社会は女性が声を挙げないことが、一つの大きな特徴だと思います。
なぜ声を挙げないのか。社会や生活の中での男女の位置づけが、そうさせるのでしょうか。
私の育った家庭は父が教員だったこともあると思いますが、
月に1回家族会議なるものがありまして、そこでその1カ月の自分の出来事を発表させられるのでした。
3歳から参加させられていた私と妹は、「アーーー」とか「ウーーー」とか言いながら、時にケラケラ笑いながら、
姉や兄の話を聞いていました。
父はそれを録音していたので、今でもその時の音声が残っているのです。
そんな家庭内の文化もあってか、私は学校でも、地域でも、クラブ活動でもよく代表にさせれました。
思ったことを言ったり、勝手にやっちゃったり(ある時はルール違反かも・・・)したせいで、
目立ってしまったのでしょうか。
女性の多くは目立つのは好きじゃないし、人前に出ることを極力嫌う傾向が日本女性には多いです。
しかしながら少しづつ女性も広い世界や社会に出て活躍して来るようになったので、仕事一筋でここまで来てしまった私としては、嬉しいですね。
もっともっと女性に頑張っていただきたい。
好きな事に挑戦して欲しい。そして勝ち取って自分の意見を広く言って欲しいと感じます。
ジェンダー平等の時代に、幼児期から男女差を考えず好きを見つけられる環境で自由に闊達に育って欲しいです。
その為の当園の5つの教育目標です。
もう少し長生きして、女性の卒園児が社会で活躍するところを見たいものです。男性はもちろんね!
世のお母さん、バリバリと女性を生きてください。