2011年3月22日
< 卵塊 >
今日はまた寒いですね。
アズマヒキガエルは地中の温度が6度になると地上へ出て産卵に向かうとされています。自分が生まれた池や沼に戻り、そこで相手を見つけるのですが、一斉に同じ日に出てくる確率は、それほど高くはないのではないでしょうか!
その中で毎年きちんと受精して、次の命を残すなんて、命って不思議ですごい事ですね。
その卵です。
ほら、いっぱいあります。透明な膜に包まれて、卵殻を守ります。
みんなが1年生になり、年中・年長になった4月には小さな、真っ黒なオタマジャクシが誕生する事でしょう。
おまけに、春の様子を撮って来ました。
ヨモギです。どなたか草もち作って下さーーーい。
これはフキ、のお花。白い花を付けため株です。このような花の付き方を頭状花序(トウジョウカジョ)と言います。タンポポやヒマワリがそうです。
もうひとつ。ちょっと嫌な匂いに最近気がつきませんか!よく垣根にも使われている高木ですので、ご存知の方も多いかと思いますが、
ヒサカキ(ツバキ科)です。栗の花の香りに似ていますが、少々難ありです。でもお花はとてもかわいらしい、白い花です。秋には黒い実を付けますが、これが鳥たちの大好物。だから匂いがあんまりでも、貴重なお花。
お山の歳時記、いろいろです。ちょっと気を付けていれば、すぐそこに季節を感じる事が出来ます。
Filed under: お山の様子(生き物と植物) — itsuko 17:51