< 子育て >

人の子育てで無くてごめんなさい。

鳥の子育てです。

今は多くの鳥の子育てシーズン!

おちこちで、微笑ましい姿を見る事が出来ます。

まずはご存知ツバメ。玄関前での子育ても3年目。今年も5羽が孵り、残念ながら1羽が落下して死亡。4羽が巣立ちを迎えます。

「おかあさーーーん、私にちょうだいな!」

「はい、はい、順番よ!」

お母さんも、お父さんも、大忙しです。

そんな時はちょっと一休み。電線で休憩。羽のお手入れと、欠伸もね!そして伸び。ストレッチをして、また給餌です。

こちらはキジバト。現在抱卵中!何とも粗末な巣で母はじっと、ひたすら卵を温めます。グラウンドのテント上の桜の木。巣立つまで、そーーーーっと見守りましょう。キジバトは鳥類では唯一、ミルクを出すんですよ!

こちらはヒヨドリの巣。キジバトの隣の桜の木に完成です。これから卵を産むでしょう。どちらも強い雨風で、ダメージを受けなければいいのですが・・・・・・・・・。

最後は巣立ちヒナを連れての親子愛。

本日ムクドリたちはそれぞれのヒナを連れてグラウンドの桜の実(サクランボ)を食べに、大挙してやってきました。その数50羽以上。

1組の親子が電線で一家団欒です。(お父さんはどこかな?お父さんはいない事が多い!?)

中央があ母さん。両端がヒナ。体も未だ一回り小さく、尾羽も伸びていません。巣立ちヒナのほとんどの種が尾羽は巣立ってから伸びてきます。

どうしてかというと、長い尾羽は巣の中でつかえてしまうからです。巣は必要最小限の大きさで作られますので、尾羽が伸びる前に巣立ちです。尾羽の短い鳥を見たら、ヒナの確率が高いです。

鳥たちも最大の愛情を持って子育てをしています。その様子は本当に豊かで、細やかな子育てです。

どちらにしても動物の子どもは親に最大最高の愛情を持って育てられることがDNAに組み込まれているのです。この遺伝子が時々機能しない親(幼児虐待、ネグレクトなど)がいる事は、実に悲しい事です。

おまけ

明日16日は満月なのですが、未明には皆既月食が見られます。(雲がなければね!)

何とか起き出して、撮影に挑もうかと思います。起きられればね!

「私も見たい!」 という方は、午前3時23分からどうぞお楽しみください。

Filed under: 鳥・トリ・とり — itsuko 18:01