< 牛の安全 >

またまた心配事が増えてしまいました。

それでなくても子どもたちの生活する環境には様々な懸念がある中、まさか放射能で汚染された食材が流通してしまったとは!

もちろん食肉農家に悪気があったわけではありませんが、福島第1原発からほど近い農場であったなら、もう少し慎重にやり取りして欲しかったです。

国も検査機関ももっと酪農家の方々に注意喚起するべきではなかったでしょうか。

今このような事を言っても仕方がありませんので、ここでも私共は出来る事をやろうと思います。

明日配布する 「8月のたより」 にも記載していますが、

園でも放射能測定をいたします。運動会を前に外での活動が増えますので来週早速と、8月、9月と3回に分けて検査機関に委託して行います。

結果が報告され次第、随時皆様にもお知らせいたします。

同時に給食センターにも今回の牛肉の使用状況を確認したり、今後のメニューに於ける食材の産地表示もできる範囲で公開してもらうように要望致しました。

とりあえず牛肉については {使用していない} という回答を得ております。牛肉エキスも元々外国産の牛肉(価格の面で)を使っているので、問題ないです、と説明を受けました。

この事については来週お便りいたします。

牛肉を巡ってはBSE(牛海面状脳症)問題から、最近の生肉によるO111(出血性大腸菌)など多くの問題点があって、なかなか美味しい牛肉を食べられる環境ではありませんね。

たまーーーに、ハンバーガーを食べたくなるのですが、この手の業界にもきっと影響が出るのでしょう。

日本経済は益々鈍化し、流通が偏り、風評被害も出て来るでしょう。必死に復興に向けて努力している皆様には、残念な事態となってしまいました。

国や県にはしっかりとした検査体制を確立し、担当機関はくれぐれも厳重に検査し、市場へ出して欲しいです。私たち消費者はそれを信じて食の安全としているのですから!

そして園でも出来る事を行って、安心して幼稚園活動が進められるように努めたいと思います。

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