< ちょっと一息 >
動物愛護週間も終わるので、ちょっと一息。
(関係ないか!)
9月は連休が続きますね。
大震災から家族の絆、繋がりを大事にする傾向が強く成ったと言われています。
皆様もお休みはご家族みんなで楽しめる方法をお考えでしょう。
運動会もそんな参加型の活動になったでしょうか。
今日は冷たい雨になってしまいましたので、写真でも見て下さい。
ちょっと一息です。
明日からの月末はまた忙しいので!
今回は最近遭遇した哺乳類をご紹介しましょう。
まずは、ミンククジラ。北海道羅臼沖で出会いました。
この白い影が海面に出ると、
スベスベの細長い体が見えました。
大きな体の割には小さな背びれが特徴です。
ずっと船の横を伴走していました。まだ子どもだそうです。
そしてこちらは映像がよくありませんが、
ツキノワグマです。乗鞍高原で出会いました。
実はクマが人の住む環境近くに生息しているのは大変珍しく、その為に人との接触も多いので、毎年何百頭も射殺されています。
実に悲しい事です。
この時の私との距離は250mくらい。
私は上から、下の窪みで懸命に木の実を探しているツキノワグマを見ています。
豊かな森林が毎年木の実をたくさん付けてくれれば、人里へ降りる事も無いでしょう。
人が彼らの生息地へ無暗に入って行かなければ、遭遇する事も無いでしょう。
無条件で殺されるのはクマの方ですから、人はクマの命の代償として、その行動には責任を持たなければ成りません。
神奈川県下でも多くのクマが射殺されていますが、最近では「これ以上駆除すると絶滅の恐れがある」として、また野に放されています。
かつては生息していた日本と同じ島国のイギリスでは、同じような利用から駆除した事で、結局絶滅してしまいました。
日本はその面積の大部分が急峻な山と森林です。
限られた狭い平野に多くの人と野生動物が共存していますから、お互いの存在をよく理解し、住み分けないといけません。
それにしても野生動物は威厳があり、実に美しいです。
いつまでも一緒に暮らしたいですね。