< タメ語母さん! >

「日本語が乱れている!」と言われて行く久しいですが、

どのようにお返事しようか頭を抱えてしまう事があります。

幼稚園の先生は小学校の先生とは少々違う立場に、特にお母様方の間では位置付けられている用には感じますが

(それは先生と言っても身近な存在で、年齢も比較的若く、子どもの教育的な事だけでは無く世間話も含めた人となりの話がし易い?存在?)、タメ語はいけません。

タメ語!いわゆるお友達同士の会話語です。

そもそもお友達ではありません。

「あっ、先生。今日お弁当忘れちゃって、後から持って行くから言っといてくれる!」

「ももっこのチケットっていくらだったっけ?」

「ちょっと聞きたいんだけど、上履きの17,5センチはあるの?」

人として生きている以上、どうしてもコミュニケーション能力は必須条件ですが、

ただ使えればいいって物じゃありません。

言葉は道具ですが、道具には用途に応じた適切な使い方があるのです。

せめて、せめて、お友達では無い人と話をする時は、丁寧語を使いましょう。

日本語には謙譲語だの尊敬語だのいろいろありますが、

言語ですから使わないと使えません。

また言葉はその方の品格を現わします。

日頃からきちんとした、きれいな日本語を使いましょう。

子どもたちに人気の絵本、「たまごにいちゃん」や「たまごねえちゃん」はいいですが、

「タメ語母さん」は絵本にもなりませんよ!

 

Filed under: 未分類 — itsuko 11:47