< また1年が終わります。 >
明日の大晦日を残して今年も終わりか・・・・。
今年は東日本大震災を語らずしてこの1年を振り返る事は出来ない。
2万人近くの方々が亡くなったり、行方不明となったり、日本中が災害と向き合い、これからの生き方を考えた年でした。
おまけに結局人災とする所が大きい原発事故。
どれだけ無関心に日本国中に原子力を使っていたかを思い知らされた。
何より身近な人を一瞬にして亡くし、自然の猛威には人間なんてちっぽけなものだと改めて認識し、でも人との繋がり、絆は人でしか持ちえない感情であり強みである事も再認識した年でしょう。
忘れてはいけない2011年となりました。
幼稚園でもいろいろ見直したり、今後のあり方を考えた年でした。
私個人では今何かを決断し、次の一手に出る年(星めぐり)のようですが、どうにも結局決められず、もやもやと考えているばかり。
これでいいのか、いやダメだ、いやこのままでいい! といろいろ。
やりたい事が他にある。でもそれに踏み出す覚悟はあるのか。
世界中で大きなうねりが起き、人々が変わろうとしているがこれから果たしてどうなるのだろうか。
誓った正義は正しいのか、志はどこにあるのか!そして私はどうしたらいいだろうか。
と思い悩む年でした。
人間については誰かが答えてくれるが、物言わぬ多くの生き物、その生息地(環境)をどうしたら守れるか。
ひっそり生きる物たちと人はどのように向き合うべきなのか。
今回の震災でも多くの生き物も命を落とした。
そして地形が破壊され、居場所が無くなった。
一部では自然の治癒力が戻り、復活の兆しも見える(蒲生干潟など)ようだが、
今年の冬鳥は研究者でない私にも分かるほど極端に少ない。
何が原因かは断定できないが、物言わぬ彼らにも、明らかに何かが起こっているのだろう。
そんな事を考えていて、今日大切な年末の1日なのにボーと過ごしてしまった。
どちらにしてもすべての人や生き物に平等に時はやって来て過ぎて行く。
いや平等では無いと最近感じる事がある。
しかしまた来年新しい年がやって来る。とにかく良い年になるようにと祈るしかない。
そして被災地の多くの場所がまた日本の素晴らしい景観を再び現わしてくれる事を、そして生き物たちの物言わぬ声を懸命に拾って、甦ってくれる事を祈り、私の次の1歩にしよう。
今年も多くの人にお世話になり、迷惑もかけた。
さてさて2012年を目の前にして、どうやって締めくくろうか。
明日ゆっくり考えよう。
どうぞ皆様、良い年をお迎え下さい。