< ビオトープ工事 >
ニュースでも連日報道されていますが、インフルエンザがあちこちで猛威を奮っています。
幼稚園でもばら組さんは大分回復の様子が見られましたが、今度は年少さんに多く成ってしまいました。
全国的にも5歳~15歳の罹患率が高いようです。
幼稚園閉鎖を避けるべく、早い対応を取りました。
該当クラスのご家庭ではお子さんの体調によく気を配り、傾向が見られたら早めに医師の診断を仰いで下さい。
移さない・もらわない!対策を各人が取れば感染は徐々に沈静化するでしょう。
どうぞ気を付けましょう。
ふきのこ会の練習はまったく問題ありません。
みんなとても上手ですし、それぞれの表現で、それでいいのです。
クラスみんなで劇や遊戯を楽しむ事が重要です。
さて、新年よりお池周りのビオトープ工事をしています。
完全な完成は生き物が集う頃(最低3年は掛かります)になりますが、一応土木・植栽工事が終了するのは3月上旬の予定です。
完成した24年度には一般開放や土曜参観日等で足を運んでいただきます。
どうぞお楽しみにして下さい。
雪も降ってしまい、連日の寒さで土もカチカチ!
その中での工事は大変です。
しかし、
(ちょっと字が大きすぎたな!)
こんな奴が現れました。とても、とてもうれしいです。
天然のカブトムシの幼虫!
来てくれたんですね、大歓迎です。
3年前に作った落ち葉だまり。
天然の腐葉土を作る為の土再生場です。
今年は放射線の心配がありますので、直接子どもたちには触らせていませんでしたが、
工事関係者が掘り返した所、ぐっすりと眠っていました。
丸々と太っています。
今日は1匹だけでしたが、まだ数匹いるかもしれません。
ビオトープとは、
生き物を意味する、「Bios」と
場所を意味する、「Topos」を合成したギリシャ語を語源とするドイツ語です。
直訳すると、「野生の生き物が暮らせる場所」となります。
まず土壌の中、水中の小さな生物が集まる事は、その上の大きな生物を支える事に繋がります。
このカブトムシの幼虫はその第1歩がなされた結果!という事になります。
こういう場所で子どもたちには自然と触れあい、多くの生き物を見て、感じて欲しいのです。
その為に皆様方からお預かりしている入園金の一部、そして神奈川県からの補助金も利用して、整えています。
これからも工事の進捗状況や見られた生き物を発信していきます。