2012年6月14日
< やっぱりね。 >
社会保障と税の一体改革関連法案の子育て支援の柱だった
「総合子ども園」創設が無くなりました。
やっぱりね!です。
元々矛盾ばかりの法案で、どうしても通さなければならない教育改革には全く遠いものでした。
現行する「認定子ども園」にも意見したい所ですが、
いくつもいくつも訳の分からないシステムを作らなくて、
ホットしました。
今日入園に関しての問い合わせの電話を受けました。
現在2歳で保育園に行っているが、
3歳からは幼稚園に入れたいとの事。
「やはり幼稚園の方が保育内容が充実していて、
楽しい話を多く聞くので幼稚園に入れたい。」
と言っていました。
待機児童、待機児童と言いますが、その大多数が0から2歳児。
幼児を受け入れる幼稚園は、特に都市計画が行われ、
新しく人口が流入している箇所は別ですが、
数的には十分足りていて、受け入れ態勢はきちんと整っているのです。
実情を、そして現場の声をもっと吸い上げないから偏ったある一方だけの施策になるのです。
横浜市の林市長は全国1待機児童が多かった横浜の現状を大きく回復したとおっしゃいますが、
新規に増えた保育所はその多くが民間の参入による保育園。
果たして今後多くの問題を起こさないとも限りません。
生活環境や活動の充実、保育士の確保、安全管理は二の次のようです。
どちらにしても一つよく分からない制度が見直されたので、
良かったとしましょう。
これから幼稚園選びをされる皆様、
就学前の充実した時間はどうぞ幼稚園に託して下さい。
時間的にも長く預かる制度を設けている所が多いです。
就労先の子育てに関する就業規則を駆使して、
どうぞお子さんに合った、また納得出来る幼稚園への入園を考えてみて下さい。
Filed under: 社会情勢 — itsuko 18:27