2012年8月24日
< ツクツクボウシ >
オーシンツクツク、オーシンツクツク、オイオーシオイオーシオイオーシーーー、
と鳴くツクツクボウシ。
これは夏の終わりのセミです。
まだまだ厳しい暑さですが、虫たちは順番に季節を追いかけます。
ヒグラシの声が弱くなり、夜はコオロギたちが鳴きはじめました。
お風呂に入りながら、この虫の声を聞くのが好きです。
今日は今年最大の上弦の月。
つまり右側に光が当たるきれいな半分のお月さま。
富士山の頂上で見るようには行きませんが、
暑い夜空に、少し秋を感じながら半分のお月さまを眺めてみましょう。
日本は領土問題で隣国とにらみ合い、遠くシリアでは信念を持った女性ジャーナリストが戦火に倒れ、
世界には様々な問題が渦を巻いています。
戦争については終戦記念日に放映されたNHKの特集番組を見て、
第2次世界大戦の幕引きを、日本は完全に見誤った結果、今日に至っている事がよく分かりました。
中枢の幹部がもっと率直に話し会い、情報を共有していたら、日本には原爆も、北方領土の占領も、シベリア抑留もなかったかと思うと、時の指導者の判断や考え方がいかに大きな影響を与えるかが番組を通して伝わってきました。
当時の指導者たちは、無策無能だったのです。
今でも続くこの領土問題に、戦争責任。
一体いつになったら日本の太平洋戦争は終わるのでしょうか。
シリアでも一刻も早く平穏な日々が戻る事を望んでやみません。
出来ればオーシツクツクやコロコロコロリーの声を届けて、心の平安を感じて欲しいです。
日本でもまだまだ平安は遠そうですが・・・・・。