< 待機児童0に異議あり! >
「待機児童がゼロになりました。」と林さんは高らかに発表しましたが、これだけで乳幼児の生育環境、教育にプラスになると思っているのでしょうか??????
確かに数字としては「0」かもしれませんが、潜在数は数えられていませんし、
保育士の質や環境・教育内容の質には大いに問題ありなのです。
保護者の皆様も、大事なお子さんを、?ただ預かってくれるからといって民間保育所や、指導経験のない俄か保育士がみる施設に預けていいのでしょうか。それも長時間!。
なぜ公立の幼稚園を無くしたか。
第1に財政難で収支が合わなくなったからでしょう。
なのに「0」の為に何処へでも、誰にでも(一般企業)、補助金を支出するのは市の財政に負荷を掛ける事と同じなのではないですか。だいたい補助金を支出しても数年後には経営が行きずまり、突然閉鎖・・・・、なんて保育所もニュースで話題になりました。
今日は安部さんが横浜市を訪れているとか。
もっと本質を抑えて乳幼児の教育環境に当たって欲しいのに、「0」だけに吸い寄せられてはダメですよ、首相さん。
児童の増加で小学校を増設したのが、今では子どもがいなくて廃校する学校が後を絶ちません。
今回の預かり施設の増設も、10年・20年先はどうなっているのでしょう。
ましてや横浜市のような政令指定都市と、地方の自治体では乳幼児の環境が全然違います。人数も大幅に違います。
日本の将来を考えるなら、しっかりと基盤が出来ている、そして国の設置基準を満たしている幼稚園や保育園を、もっと伸びやかに活用し、そこに預ける保護者の負担を軽減し、従事する教員の待遇を良くする方が、ずっと将来の人材育成に役立ちます。保護者のニーズにも答えられるのです。
多くの子育てをするお父さん、お母さんは良い環境で、よい教育を受けさせたいと願っているのです。
どうぞ目先の数に囚われず、幼児教育を国としてどのように考えて行くのかを優先して下さい。
本来この事が、自由民主党の掲げた幼児教育だったのではないでしょうか!
(平成18年の元旦の読売新聞の1面は、幼児教育を義務教育化にする、でした。)
教育の質や教員の養成は、国の土台を作る礎です。(幼稚園だけでなく!)
どうか横浜市も目先の数を追わないで、マンションの1室で何が行われているか分からないに様な保育施設に
貴重な税金を投入しないで、真の乳幼児環境を考えてください。