2013年6月4日
< みかんちゃーーーん! >
みかんちゃんとは、ナミアゲハ蝶の幼虫の名前。
実は今年度は虫好き仲間が増えて(嬉しい事です)、クラスで蝶の幼虫を育てたい!と申し出たクラスが二つあります。
どちらのクラスも幼虫に名前を付け、その成長(虫の場合は変態)を見守って来ました。
ところが、今朝みかんちゃんがいない!じぇじぇじぇ!
最終幼齢は蛹に成る場所を求めて徘徊行動に出ます。
その後台座を作って、蛹化(ヨウカ)状態に入ります。
みかんちゃんは何所へ行ってしまったのか?先生は下から上まで気を付けて物を動かしていたその時、
「いたーーーーーーーーーー!」
なななんと、お絵かきスモックの籠の後ろで蛹化を始めていました。
クラスのみんなは大騒ぎ。「やったーーー、良かったね、ね、ね!」
「大丈夫、絶対いるよ。」といった甲斐がありました。
クラスの中には虫が触れなかった子が、ミミズを持てるようになった、という連絡帳も来たそうです。
身近に観察する事で、ましてやクラスみんなで見て名前を付ける事で、自分の事のように愛着を持ちます。
これが生き物のすごい所。そしてその環境を整える、大人(先生)の技です。
何にでも興味を持って接し、自分がせっせと世話をする事それ事態が子どもたちにも伝わるのです。
私が目指す仲間が少しずつ増えてきました。
クラスの一体感は集中力を養い、先生との信頼関係を強くします。
いい事です。
この虫好きの先生たちは是非、子ども環境管理士を目指して欲しいです。
みかんちゃん、飛び立つその日までガンバレ!