< 歯の話 >

「あれ、歯が抜けたね・・・・」と私。

「あのね、昨日ね、ご飯食べてたらね、カリってぶつかってね、何だろうって思ったらね、歯だったの。」

と年中さんの男の子。

「あらそうなの!ハハハッ」と私。

「うん、そうなのハハハハ・・・・」と男の子。

そして二人で、「ハ(歯)ハ(歯)ハ(歯)」と見つめ合う。

「もう大人じゃん。」と冷やかす私。

「えへへ・・・」とデレデレする男の子。

次に年中の女の子、

「おはよう、お・は・よ・う」と私。

無言の女の子、挨拶はしない。

「あれ、歯が抜けたのね」と私。

「うん、二つも!」と急に大きな声で答える女の子。

「よかったね。大きな大人の歯が出てくるよ。」と励ます私。

「うーーーん(´∀`*)」と体をくねらせるの女の子。

どちらも大人への1歩が恥ずかしいやら、照れくさいやら。

年中さんは歯が抜けかわるお年頃。歯抜けの顔に少々戸惑い、それでも体の変化にドキドキしてる。

こうして大人へなっていきます。

今は抜けた歯をどうしているのでしょうか???

私の幼少期は、下歯は家の屋根へ放り投げ、上歯は縁の下へ投げ込んだものです。

毎回父が、「いい歯になーーーれ!」とやってくれました。

これが一般的な慣習だったかは知りませんが、現代の皆さまは子どもの生え変わる歯をどうしていますか?

歯抜けちゃんに、バンザイ!

 

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