2014年12月18日
< こどもっていいね >
「今日はお父さんと来たんだ」
「あら、よかったね。お父さんはこれからお仕事だね」
「ううん、今日はお仕事お休み」
「えっ、それはいいね。じゃあ今日はパパと遊べるね」
満面の笑みで話してくれました。
「先生、僕ね、カマキリの卵持ってきた」
「へーーー、ホント?どこで見つけたの」
「外で」
まあ普通外だと思うけど・・・・
「外のどこ」
「おうちを出たところだよ」
「ふーーん、よかったね。」
「お部屋に置いてあるからね」
「あら持ってきたの?」
「うん、そうだよ。取って来た」
あらら、取っちゃったんだ・・・・・。
「じゃあ後で見に行くね」
で、見に行ったら本当に大カマキリの卵でした。
多分常緑低木の枝にしっかりと産み付けられていたのでしょう。
「持って帰ってあった場所に置いてね。年中さんになったら小さなカマキリがいっぱい出てくるよ」
「ふーーーん」
不思議そうな顔で宙を見る男の子。
みんな素直でいいですね。今日の出来事や嬉しい気持ちをいつまでこうやって話してくれるでしょうか。
大人になった今、私たちは素直に自分の事を話せる相手はいるでしょうか?
気持ちを伝えるって誰にでも必要で、大事なことですね。
パキスタンでは多くの子どもたちの命が奪われました。
それも全く理不尽な、特殊な大人のエゴだけで未来ある命を失いました。
年末に悲しい話ばかりですが、これを救ってくれる何気ない子どもたちとの会話に、世界中の人がもっと気づかないといけません。
もう一度子どもに戻りたい週末です。
インフルエンザA型のお友達が増えてきました。
(たんぽぽ/なのはな/さくら/ゆり/ふじ/きく)
感染力はやはり強いですね。日々の予防に努めましょう。