< 子どもの気持ち >
今日は年長さんのお泊まり会。
今花火鑑賞を終えて、お部屋に戻りました。
たまたま隣に座った男の子と、それはそれは楽しい・有意義な会話を楽しみました。
子どももしっかりと考え、思いを巡らせ、たくさんの気持ちを抱いていることがよく分かりました。
そう思って常日頃子ども達と接していますが、改めて年長児の一人の人格に触れた感じです。
子どもって素晴らしいですね。
「先生、僕花火大好きだよ。」
「いろんな色が綺麗だし、ワクワクするね。見るのも好きだけど、やるのも好き。」
「お土産に花火あるかな。年中さんの時はあったけど・・・。手で持つ花火もいいよね。」
「今年の花火はちょっと小さいね。」
「ああ、大きいのもあったね。先生たち火を付けてくれて大変だね。」
「能登先生と、渡辺先生と、降谷先生が付けてくれてるね。」
「脚立は星野谷先生と、能登先生かな。あっ違う、山越先生だね。言い間違えちゃった。」
「ねえ先生。花火はみんなから集めたお金で買ってくれたんでしょう。」
「僕花火大好きだよ。見るのも、やるのも。愛知県の犬山におじいちゃんとおばあちゃんがいるけど、犬山でも大きな花火があるよ。」
「夕涼み会の時もやってくれたよね。」
「僕が年少の時も台風来たんだよ。また台風で中止になっちゃったね。」
「いつも花火やってくれてうれしい。」
「ホントはお泊まりちょっと怖かったけど、やっぱり楽しかった。お部屋でゲームも手品もすごかったし。」
「ながつた幼稚園の看板に電話番号があるけど、あれは子どもを集めてるからでしょう。」
「僕電話番号知ってるよ。045-981-・・・・・・」
私:「0・3・9・0だよ」
「そうそう、もう覚えたよ。045-981-3090」
「今度子ども携帯で電話しようかなーーーー」
これは彼が大好きな花火を見ながら、淡々と話してくれた会話です。
普段あまり面と向かって話したことがない子でしたが、隣に座った途端、堰を切ったように次々と言葉が出てきました。
最後には花火をしてくれた全部の先生に感謝の気持ちを言いながら、クラスへ戻って行きました。
きっと一人一人がこのようなたくさんの気持ちをいつも抱いているんですね。
6歳ともなると言葉も思考もしっかりと一人の人間です。
改めて日々真剣に向き合わないといけないな、と今年は小さめの花火を見ながらしみじみと感じました^^;
これからシャワーを浴びて、パジャマで写真を撮って、消灯です。
写真は幼稚園日記をご覧下さい。
年長さんの保護者の皆様、
たとえ1泊でも外泊を容認して下さりありがとうございます。
子どもたちは多くの気持ちを抱きながら、自分が経験した今日のことをきっと心に刻むでしょう。
そして多くの気持ちを育むでしょう。そうして大人になっていきます。