< ゲゲゲじゃなくて、ガガガ! >

NHKの連続テレビ小説、 「ゲゲゲの女房」 は高視聴率のうちに先週、

終了したようですが(私は土曜日や夏休みに何度か見ていました。

ストーリーが繋がらず、想像しながら楽しんでいましたが。今お気に入りのドラマは

「10年先も恋していますか?」です。

なんとも泣けてくる純愛ドラマと思っていますが、少し私の境遇にも重なるところがあって、

人を愛するって難しくて、ステキな事だな~~~、と思いながら見ています。

本当は私の連れ合いに見てほしいと思うのですが、彼にこんな純愛心理が

あったらな・・・・・・、とちょっと虚しくもなるドラマなのです。)

おっと、大きく話が逸れてしまいました。

今日は「ガガガ」です。

そういえば、レディ・ガガ って言う不思議な歌手が(アメリカ人?)いますね。

でもそれでもありません。要は 蛾 です。それも幼虫! イモムシ! いいでしょう?!

好きな方いますか? はいはい、いないですね。すみません。

でもたまにはこんな生き物も見て下さい。

彼らも身近な自然に生きていて、立派に役立っているんです。

何の役かというと、食物連鎖の中の重要な食料です。

鳥やコウモリは彼らがいないと、命を繋いで行けません。

どこかで紹介した ヤモリ 君に取ってもごちそうです。

ですからあまり毛嫌いせず、見てやってください。

これはコスズメガの幼虫。正門を入って左手の植え込みの中にいました。

これもスズメガでセスジスズメの幼虫。お池のまわりのヤブガラシにいました。

この幼虫は歩く時、お尻のアンテナを前後に振りながら歩きます。面白いですよ。

こちらは一度ご紹介しました、ヤママユガ の幼虫。

ぷにょぷにょです。

最後はこれ。 

葉に着いた小さな白いトゲトゲした幼虫。実はこれは日本で一番大きい

蛾 の第1齢幼虫。その名を 「ヨナグニサン」と言います。

ちょっと見にくいですが、見事な翅がわかりますか?

125㎜もあるんですよ。八重山諸島だけに生息しています。

最後は成虫さんたち。いろいろな形、顔を持ち、彼らも必死で生きています。

これも蛾です。オオスカシバといいます。花の蜜が大好きで、長いストロー(真ん中に丸まっている細長い管)で

花弁一つ一つ回ります。うん、このカットはなかなかいいね!

ホントの最後はやっぱりチョウチョ。

蝶も幼虫時代はそんなに蛾とかわりませんね。

これ全部アゲハチョウの幼虫です。

上から、ナミアゲハ、アオスジアゲハ、キアゲハ です。

全部ポカポカ広場で発見しました。すばらしい!バッタが少なく落ち込んでいましたが、

イモムシが元気付けてくれました。こういう虫たちを身近で見せる事も

こども環境管理士の役目だと思っています。

イモムシばかりで気分が悪くなった方がいらしたら、ごめんなさい。

彼らも地球の生態系を支える立派な生き物ですから、お伝えします。

でも蛾の仲間は毒があったり、かぶれたりするものがいますので、

そこはきちんと見分けをして、観察しましょう。