< ビオトープコンクール >

今年で8回目を迎える学校・園庭ビオトープコンクール。

目的は、保育所や幼稚園では、豊かな感性を育むために、子どもたちが目を輝かせて遊びたくなるような教育環境づくりが欠かせません。小学校以上では、自ら考え行動するといった生きる力を育む学習の素材や場が必要とされています。さらに、現代の子どもたちには、私たちの生存の基盤である自然を体験的に学ぶ場が求められています。これらの課題に応えるのが学校・園庭ビオトープです。

ねらいは、自然の中で多くの生き物と直接触れ合うことにより、豊かな感性を育み、世界の広さや命の大切さを知ることができる画期的な教材ビオトープを全国により広く、より深く普及するために開催されました。

普及に当たっては、上位5賞を中心とした素晴らしい取り組みを“モデル”と位置付け、報告書や発表会、ウェブサイト、新聞・雑誌など多様な媒体を通じて紹介します。

とあります。

今年ながつた幼稚園はこのコンクールに理事会の承認を経て応募し、本日審査を受けました。

公益財団法人日本生態系協会が主催し、文部科学省、環境省、国土交通省、農林水産業、厚生労働省、ドイツ連邦共和国大使館、他関係協会が後援し、フォルクスワーゲングループジャパン(株)が特別協賛し、数社が協賛しているコンクールです。

1時間半を掛けて、現場視察と面接を受けました。

お山やお池での活動内容、それが子どもたちにどのように生きているか、先生方は自然環境との接し方のコツを承知しているか、保護者や地域の方々はこの場所を理解しているか、などなど用意した資料を全部写真に撮って、今日見られた生き物たちや気づいた事をメモして、審査官は帰りました。

今年の12月に結果通知が来るそうですが、応募件数は全国で109校もあるようです。

さてさて、ながつた幼稚園の自然環境はどのように評価されるでしょうか?

結果はまたこのページでお知らせします。

(もし何かの賞に入ったら紙面でお知らせするでしょう^^;)

 

Filed under: こども環境管理士,幼稚園活動 — itsuko 15:51

< 自己犠牲 >

1日遅れで後期始業となり、それぞれのクラスで日々の活動が始まった。

リボンを付けた制服姿の園児たちにはいつもと変わらない元気な様子が見て取れたが、世の中ではいろいろな事が止めどなく起きている。

漫画家のやなせたかしさんが亡くなった。

手塚治虫さんと共に、強烈な個性を持ったキャラクターを残してくれた。

アンパンマンといい、アトムやレオといい、完全な正義の味方で自己犠牲の塊だ。

お腹を空かせた人や弱った人には自分の頭を差し出して元気になってもらう。

アトムはどこまでも世界平和のために戦い、科学の使い方を説いてくれた。

幾世代にも渡って私たちの心に残り、ある意味では学校教育以上に道徳心や勇気、正義、平和や平等を学んだ。

私もアトムやジャングル大帝レオは毎週欠かさず見ていたが、アンパンマンはちょっと大きくなってしまったので、この仕事を始めてからビデオや絵本で勉強した。(一応知っていないと話について行けないので^^;)

しかしこの自己犠牲精神はある時は限りなく悲しく、虚しい結果を招く。

その一つが先日横浜線の踏切で亡くなった女性の存在だと思う。「危ない、助けなきゃ。」と飛びこんだ結果は死に繋がってしまった。ご家族の方はやりきれない思いだろう。

多くの位や賞状をもらっても、命を落としてしまってはアンパンマンやアトムのように輝けない。

新聞の論評に、この女性の行為を誉めたたえる行政関係者やマスコミに対し、苦言を呈している精神科医の記事が載っていた。

もちろん人命救助は讃えられ、その栄誉は認められるところだが、まずは自分の生命を守る事の大切さも説かなくてはいけないのではないだろうか。

災害現場では必ず2時災害に注意して・・・・、という解説が付く。

人を救うために、自分の命を落とさないようにの注意だ。アンパンマンにはジャムおじさんが付いていて、アトムにはお茶の水博士がいる。

でも私たちには誰も身を再生してくれたり、エネルギーを補給してくれる後ろ盾がいない。

何としても自分の身は自分で守り、出るか引くかは自分で判断しなければならない。

今回の伊豆大島の災害ももう少し何らかの手が打てたのではないかと思う。

それこそ役場の職員は自己犠牲精神を発揮して、1件づつ電話で注意を促すとか、深夜でも防災放送を流すとか出来たはずだ。

また住民はご近所で声を掛け合って、自分たちの判断で安全を確保出来なかったのか、と考えてしまう。

その状況に遭遇しないと人はどのような行動を取るのか分からないが、私の場合、

まずは子どもたちと教職員の安全を確保したい。そして自分が犠牲になることの無いように肝に銘じて、いやその時はそれなりの覚悟も持って、日々過ごすようにしよう。

明日はビオトープコンクールの審査日となっている。

どのような事を審査されるのか?緊張です。

 

Filed under: 未分類,社会情勢 — itsuko 16:11

< 台風去り、ヒナは・・・ >

また大きな被害が出てしまいました。

伊豆大島には行ったことがありませんが、自然災害は本当に人の考えに及ばない、猛威を奮います。

神奈川県下も大分長い間暴風警報が出ていました。

皆さま方は無事でしたか?

結局休園といたしましたが、後期の始まりがこういう事態で1日伸びるのも初めての事でした。

でも子どもたちも、職員もみんな無事なので、それに越した事はありません。

私は一晩中気が気ではありませんでした。

キジバトのヒナが2羽、産まれて1週間程しかたっていませんでした。

1時間おきに目が覚めてしまい、その度に天気概況チェックとこのヒナを見守りました。

母親は1回も向きを変える事もなく、ヒナを守りました。

朝給餌をしてから1時間ほど巣を離れました。

2羽の無事が確認できてから出勤する途中、こんな虹が出ていました。

少しはいい事もあるのかな・・・・・?とちょっと気分がもり上がりました。

明日から本当の後期教育課程が始まります。

もう一度気を取り直して、リボンを閉めて、頑張りましょう。

たんぽぽさんはプールがあるし、年中さんは外でお弁当を食べるし、年長さんは小学校へ行くし、

もうすぐに忙しく活動が始まります。

後期もよろしくお願いします。

 

 

Filed under: 幼稚園活動,鳥・トリ・とり — itsuko 17:25

< 台風! また・・・ >

9月からの秋の連休も終わって、いよいよ晩秋という時期なのに、また台風ですか!

ながつた幼稚園は今日まで秋休みで、明日から後期という学期が始まる日に、

なんで台風なのー=ー;調子悪いです。

ましてや今年日本に来た台風の中で、一番強いとか???

困りました。今日は入園願書も配布が始まり、またみんなで頑張ろう!というのに。

明日は午前6時の時点で台風の状況を見て決めますので、どうぞ皆様も天気予報を注意して見て下さい。

本日中に台風注意連絡のメールを流す予定です。

午前6時には皆様が一斉に見て下さるように、お願いしたいと思います。

平成26年度の入園願書は引き続き販売中ですから、どうぞいらして下さい。

暴風雨になったら危険ですからね日を改めてお越しください。

願書は今月末まで配布しています。

 

Filed under: 未分類 — itsuko 13:34

< 伸びる子 >

何もしなくても子どもは大きくなるのでしょう。

でも何かしたら、もっと多くの芽を伸ばすことが出来る。

それが教育を受けるという事ではないでしょうか。

本日持ち帰りました「伸びる子」は小学校校でいう成績表です。

幼稚園は成績を見る学校ではありませんが、その子の伸びる芽を先生が良く把握し、家庭と共有して次へ伸ばすための評価表です。先生方も一人一人を見つめ文に現わす事で、資質を磨く鍛錬にもなります。

こんな所見をお渡ししている幼稚園は、そうそうありませんよ。

新聞に出ていましたが、OECD機構が初めて実施した世界の大人の学力(スキル)評価で、日本は考える力も、計算から割り出し問題を解決する力も、1番となったようです。

これは義務教育下での基礎教育が長い年月で培われてきたからだ、と分析されました。

学校へ行ける事は有り難く、尊い事と改めて教育の大切さを感じました。

パキスタンのマララさんがノーベル平和賞を取るかどうかは分かりませんが、女子に教育は要らない!という地域が未だに存在するこの世界にあって、学びたい人に学べる機会がある日本は素晴らしい国ということになります。

たくさん勉強して、たくさん伸びましょう。

学問は身を助けます。子どもたちの学ぶ機会を、または学ぶ自由を大いに応援しましょう。

伸びる子を良く読んで、今後の幼稚園活動に生かして下さい。

前期も無事に終了しました。今日の反省会では先生方は充実した顔をしていました。

運動会を終えた事もあったのでしょう。

こうして私たちも繰り返し経験を積み、伸びて行きたいと思います。

Filed under: 幼稚園活動,社会情勢 — itsuko 17:22

< 新聞掲載 >

今日の夕方は月の左側に水星がきれいに見えるはずです。

台風の熱風が入って、10月というのに暑かったですね。

父母の会の役員さんと前期活動の反省会を行いました。

どなたも大変 心 熱く、活動に参加されているようで嬉しかったです。

初めての方も手探りながら皆さんと協力して、共にお手伝いをしている実感を持っているようです。いつもありがとうございます。

「子どもたちはこうやっていろいろなプレゼントを持って来るんだ、フムフム」と、理解を深めていただいているようで、日々の教育活動を私たちと共有してもらっています。

来年度の役員さん募集も始まりますので、是非仲間入りして下さい。

さてそんなこんなで前期も終了しますが、日本教育新聞に子ども環境管理士が取り上げられました。

ながつた幼稚園の取り組みも紹介され、少しずつこの資格の存在や現場での活躍意味が知られるようになって来ました。

これから幼稚園の先生を目指す学生さんにも是非知って欲しいです。

これからもどうぞよろしくお願いします。

おしまい。

 

Filed under: こども環境管理士,幼稚園活動 — itsuko 17:19

< 寒露の人気者? >

今日は寒露。霧が冷たく感じられる頃の事。空気が澄み、夜空に冴え冴えと月が明るむ季節、という意味のようです。

そういえば昨日の夕方は西の空に細ーく輝く月と、その南西に美しい水星が見えました。

台風のせいで蒸し暑いですが、空は秋ですね。

そんな秋の人気者、それがハリガネムシ!

この時期はカマキリと共に子どもたちの話題に上る、唯一の回虫(せん虫)でしょう。

実は子どものお腹から出てきた記録もあるとか?

さくら組ではアゲハ蝶の飼育に続いて、このくねくね虫を飼う事になりました。(回虫ですよ!!!)

宿主であるカマキリ(ハラビロカマキリ)のお腹から這い出してきます。

これは水辺で産卵するため。水中に棲む水生昆虫を介して、カマキリに行きつき、この時期一斉に独立するのです。

もう5~6匹は子どもたちに見つかっています。

カマキリも受難ですよね!これからおお仕事を前にして、細長いクネクネに取りつかれ、まったくもう・・・・・。

カマキリは死んでしまう訳ではなく、無事に産卵を終える個体も多いようです。

冬に向けていろいろな生き物が命の引き継ぎをします。

こちらも水辺に戻って来たイトトンボ。メスを見つけて命を繋ぎます。

イイネ!

この鳥はオナガ(中央)。20羽程の群れが、池のナナカマドの実を食べに来ました。これからは少ない食べ物を仲間と分け合います。

しかしいい事ばかりではありません。

時々現れるハクビシンのフン。

まったくけしからんのです。いつも柿の実を食べて、その種をフンと一緒に排泄してます。それも水の中で!

寒露のいい季節に、お池の中に外来種の糞なんて、フンッだ。

 

< 結果良し! >

1週間前から雨予報を出され、その通り1日中降り続き、土曜日に小学校のグラウンドを見た時は催行を諦めました。

どんな文章でメールを流そうか思案した結果、神にもすがる気持ちで今日の朝に望みを掛けました。

早朝目にしたグラウンドは、思いのほか水が引き、きれいな状態でした。

「よし、これは行ける。」

と判断し、すぐに次の段取りを考えました。

皆様にお伝えして混乱なく、時間にも余裕を持って、出来るだけ多くの方が参加できるように組んだつもりです。

お蔭さまでお天気も持ち直し、運動会らしい(ちょっと蒸し暑かったですが)午後となりました。

本日午前9時に流したメールは、さすがにほぼ全員の方が20分以内に確認してくださり、

皆様のご協力にも本当に感謝です。

子どもたちも嬉しそうでした。きっと金曜日から子どもながらに天気を心配し、「出来るかな・・・・」と思案していた事でしょう。

期待通りに輝く姿を見せてくれ、私たちも大変満足です。

小学校のグラウンドといっても3学年が会すると、いっぱいになりました。

最後までマナー良く、譲り合っての撮影もスムーズに進めて下さり、こちらも有り難い事です。

どうもありがとうございました。

年長の男の子リレーでは、私、チェッカーフラッグを振らせてもらいました。

実は、年長さんの保護者の方に元レーサーの方がいらして、お姉さんの時も行事にはなかなか参加できず、今日もお仕事だったようです。

幼稚園最後の思い出として、車好きの数名の先生方(私を入れて4名です)が、あまり布でチェッカーフラッグを作り、彼の出番の時、振ってあげようと計画しましたが、

なんと他の子の応援をしていたら、その子が走り終えていて、

何とも気の抜けたチェッカーフラッグとなってしまいました。

お父さん、ごめんなさい。

毎年いろいろなドラマがある運動会。午後から初めたのも、初めてかもしれません。

それでも何とか無事に終えられ、ホットしました。

準備委員の役員の皆様、お疲れさまでした。そして、ありがとうございました。

ああ、疲れた^^;でも結果良し!ですね。

皆様はいかがでしたでしょうか。

 

Filed under: 幼稚園活動 — itsuko 17:14

< やりましょう! >

雨が上がりました。グラウンドも思ったより水が引いてくれて、走ったり、踊ったり出来そうです。

良かったです。多くの方がこの2日間で準備して下さっているので、何とか本日、行いたいと思っていました。

やりましょう運動会、発表しましょう子どもたちの輝き。

どうぞ短い時間となりますが、皆さんお集まり下さい。

お互いの活躍を賛美し、良い思い出を作りましょう。

まだ足場は悪いので、多少汚れてもいいお洋服等、ご準備下さい。

お家でやきもきしていた事と思います。メール受信などいち早く対応していただき,ありがとうございます。

皆様の協力体制には感謝です。

未就園児の皆様もご都合が付くようでしたらどうぞ見に来て下さい。

ながつた幼稚園の子どもも保護者も、その明るさや仲の良さ、楽しんでいる様子、職員のキビキビとしたガンバリなど感じていただけると思います。

やりますよ、運動会!

 

 

Filed under: 幼稚園活動 — itsuko 09:54

< ああ無情 >

天から水を差されました。まだ霧雨も降っています。

明日の運動会催行は難しそうです。ああ、空が恨めしい。

長津田小学校のグラウンドは水はけが悪く、側溝に流れる道筋が付いていません。

結果水たまりになり、浸透を待つだけになります。

1日中降り続いていますので、グラウンドに立つと、

その後はこの通りです。機材を撤収するにも現状では難しいです。

ちなみにこちらは幼稚園のグラウンド。毎回の整備の甲斐あって、お山側は大変水はけが良く、雨天後半日もすれば使用可です。

しかし、駐車場側はこの通り!

本当は車の乗り入れを禁止したいのですが、

諸般の事情によりそうもいかず・・・・・。

どちらにしても、このようなグラウンドの上で、子どもたちの笑顔溢れる遊戯や組体操を期待するのは難しいでしょう。

予定を取っているので多くの方に運動会の発表をご覧いただきたいのは、私たち教職員も強いと思いますし、子どもたちも思い切り練習の成果を見てもらいたいと思います。

しかし子どもたちが活動する場(環境)は大事です。

出来るだけ子どもたちの負担にならないような方法を取ろうと思います。

 

Filed under: 幼稚園活動 — itsuko 15:48